データ
身長 | 228.0cm |
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体重 | 260.0kg |
特色/力 | 600m伸びる舌、体色を変えて姿を消す、一跳び60mの脚力 |
AP | 4000 |
ファイナルベント | デスバニッシュ |
概要
『仮面ライダー龍騎』本編には登場せず特番『13RIDERS』に登場。
高見沢逸郎と契約し、彼に仮面ライダーベルデとしての能力を貸し与えている二足歩行のカメレオン型ミラーモンスター。APは4000。
ライダーの各部デザインやカラーリングに影響を与える契約モンスターの中でも特に主人とそっくりで、さながらベルデをモンスター化させたような姿が特徴的。
カメレオンらしく、「バイオボディ」と呼ばれる身体は保護色により周囲の背景に溶け込み、「バイオマウス」と呼ばれる口から最大600mまで伸ばせる長い舌での不意打ちする戦法を得意とする。
趾行性(ウマやイヌ、鳥類のようにかかとを上げて爪先のみで歩行すること)で、バッタの後ろ脚のような構造の長い脚を持ち、膝と足先を繋ぐように備わったバネ「バイオスプリング」の働きで一跳び60mもの高いジャンプ力を有している(当然ながらスーツアクターの足はバネ部分に入ってる)。
また、「ワンダーアイ」と呼ばれる目で四方八方10Km先を見通す能力を持ち、ベルデの使用するバイオワインダーは舌ではなく、このワンダーアイを模した武器である。普段は丸めている「バイオテイル」と呼ばれる尻尾は柱などに掴まる為に使用される(実際のカメレオンも一部を除き尻尾で物に掴まることが出来る)。
また、ベルデの使用するカードデッキもこのモンスターの持つ能力が遺憾無く反映されており、姿を透明化させる「クリアーベント」や武器だけでなく相手の姿そのものもコピーすることが出来る「コピーベント」等、騙し討ちに特化している。
アドベントで召喚された際の効果は不明だったがPS版では敵に飛びかかるアクロバティックな攻撃、クライマックスヒーローズでは舌で相手を引き寄せる攻撃を披露している。
撮影用に造形された姿はスチル写真等で公開されたものの、『13RIDERS』での出番は「ファイナルベントの時、透明状態から姿を表して舌を伸ばす」というシーンだけであり、全部合わせて10秒ぐらいしか出番が無い。後で商品化された時、初めて下半身がこうなってると知った人も居たかもしれない。
ベルデ死後の消息は不明。
後に『仮面ライダージオウ』EP47「2019:きえるウォッチ」や『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』にも登場。
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
仮面ライダーキャモ(原作におけるベルデ)のアドベントビースト。
ベルデはTVスペシャルのみの登場だったため、キャモの戦闘シーンは原作からの流用が無い完全新規で撮影されているがバイオグリーザは登場していない。設定上は存在しており、ゲーム等で存在が確認できる。
立体物
上述通り出番は少ないものの、装着変身EXミラーモンスターズの第三弾とプレミアムバンダイ限定の食玩「SO-DO CHRONICLE 仮面ライダー龍騎 劇場版&TVSPミラーモンスターセット」の二つで立体化されている。
装着変身
ダークウイングとゴルトフェニックスとのセットだが、この二体は放送当時に発売されていたボーイズトイ「R&Mシリーズ」の彩色を少し変更しただけの実質再販であるため、新規造形のバイオグリーザが実質的な目玉になっている(但し、発売されたのは龍騎が放送終了してから三年以上が経過した2006年である)。
両目は合体させてワイヤーパーツを着けることでバイオワインダーになり、装着変身のベルデに装備させることが可能。装着変身に付属しているバイオワインダーは何故か妙にデカいため、劇中通りのサイズ感にするにはこちらが必要。
SO-DO CHRONICLE
ドラグブラッカーとブランウイングとのセットでプレミアムバンダイ限定発売。
ベルデとのサイズ感が再現されている他、SO-DOベルデ用のバイオワインダーやリード線で再現された可動式と非可動の二種の舌パーツ等が付属する。
余談
名前の由来は英語で「生物の」を意味する「bio」と、緑を意味する「green」から(『仮面ライダー龍騎』(ファンタスティックコレクション)p55より)。
関連タグ
カエル:高いジャンプ力はむしろこちららしい。
カメレオンイマジン:同じくカエルとカメレオンが混ざったようなライダー怪人。