経歴
1982年7月11日生まれ。大阪府守口市出身。大阪市立桜宮高校体育科卒業。
よみうりテレビのオーディション番組『スタパー!!』に一般枠でたびたび参加していたが、第14回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞を受賞する。これがキッカケで本格的に芸能界入りを果たす。
2002年『ごくせん』でデビュー。役名は「堀部亮治」。これは言うまでもなく演者の名前にちなんだもので、『ごくせん』ではメインキャラ以外の生徒は概ね下の名前が演者の名前と同名になっている。
2004年に『仮面ライダー剣』において「相川始/仮面ライダーカリス」を演じて知名度と人気を得る。
2012年、個人Twitterを開設。
2017年、地元である守口市を拠点としたご当地ヒーローの会社「MAMORU HEROES株式会社」を設立し代表取締役に就任。翌年からご当地ヒーローMAMORUとして実際に活動しており、現在ではこちらの活動が中心になっている。また会社設立に伴い、Twitterのアカウント名も本人名から会社名に変更された。
2017年11月頃から「カフェバーモリモト」というファンミーティングを月に1度開催しており、ファンと度々交流している。ちなみにこのファンミーティングにゲストで『剣』共演者の椿隆之氏や北条隆博氏が呼ばれたこともある。ファンミのタイトルも椿氏との時は「カフェバージョーカー」、北条氏との時は「カフェバーヒューマン」とやはり『剣』に因んだものになっている。
2019年、『仮面ライダージオウ』29~30話に相川始/仮面ライダーカリス役でゲスト出演。声のみでの出演を除けば、同役を演じるのは『剣』最終回以来実に14年ぶりのことである。
2024年、『剣』20周年記念イベントにて、再び相川始/仮面ライダーカリスを演じた。
人物
- 身長:172cm 血液型:A型
- 高校時代はサッカー部に所属していた。
- 大阪府大阪市にあるボーカル&ダンススクール「キャレス」の出身である。その為か、『剣』の戦闘時のエンディング曲(挿入歌)の「take it a try」でも抜群の歌唱力を誇っている。
- 兄弟は弟がいる。
- 小さい頃に好きだったライダーは『仮面ライダーBLACK RX』
- 特技はサッカー、歌。趣味はギター、作詞、料理
- 好きなアーティストはB'z。
- 『仮面ライダー剣』のメイン4人組(名づけて仲良しライダー四人衆)の中における一発芸担当。
『仮面ライダー剣』関連のエピソード
- 相川始のイメージとは正反対に、大阪府民らしくとてもはっちゃけた性格である。コメンタリーなどにおける演じたキャラとのギャップは極めて強烈。トークなどでは微妙に大阪訛りの親しみ安い口調になる。ちなみに『仮面ライダー剣』劇中においても29・30話(いわゆる夏のギャグ回)において素の森本氏に近い人物役を演じている。
- 仮面ライダーカリスの変身は、最初ラウザー音の「Change」と被るためか「変身」という掛け声を入れない予定だった。しかし仮面ライダーと言えばこれという掛け声だったこともあり、森本自身が「いや、言いたい」と直訴して予定外に掛け声が入るようになった。ディケイドにおけるBOARDの社長はカリスに変身する際にかけ声を言わないが、それはこのオマージュなのかもしれない。
- 坂や急勾配から転がりながらの変身やアクションも、本来なら役者の安全を考えて代役を立てたり変更することが多い。しかしそこを森本は「やりたい」と直訴して体当たりの演技に挑んだ。掛け声の件を含め、本人曰く「(これを)やりたいと主張すれば意外と許可してもらえる」らしい。
- アンデッドの役ということで、普通の人間にはない不気味さを演出する為に、極力瞬きをしていないらしい(DVD付属インタビューより。瞬きをしたシーンもあるが、物語後編、あるいは人間としての心を強調するような場面が大半を占めるため、意図的な演出ともとれる)。それがムッコロフェイスの誕生にも繋がったと言えよう。
- カリスにおける変身ポーズは森本曰く「質素」。とある番組で変身ポーズをリクエストされ、実際に披露した時も残念な空気が流れた(もっとも、流石に本放送のようなちゃんとしたエフェクトがなかったため仕方ないと言えば仕方ないのだが)。
- 新番組「仮面ライダーカリス」の放送を密かにたくらんでいるらしい。「全カットカリス!(キリッ)」
一発芸「ムッコロフェイス」
『仮面ライダー剣』といえばオンドゥル語の存在を忘れてはならない。オンドゥル語は、ある意味口火を切った人物である剣崎一真役の椿氏も公認している(ちょっとヤケになってるようにも見え…)。
とはいえ、あまりプラスの印象とは捉えにくい要素であり、普通こういう視聴者のおふざけなど、ネタにされた当人はあまり良い感情を持たないのが普通である。
ところが始を演じた森本は、これを逆手にとって自らの持ちネタにしてしまうという前代未聞の行為にうってでた。
元ネタはそもそも「オレアクサムヲムッコロス!!(俺は貴様をぶっ殺す!!)」という始の台詞と同時に、突如お茶の間に届けられた強烈な表情(強いて例えるなら目と鼻を全開にしてドヤ顔する感じ)である。
イケメン俳優にとってはこんなのさっさと忘れたい黒歴史的内容であるが、勇者森本は違った。
これがネタにされていることを知ると、視聴者の脳裏から消し去るということを考えるどころか、どう考えても視聴者のその目に焼き付けようとしているとしか思えない行動をとっている。(とはいえ最初から受け入れていたわけではなく、むしろショックだったらしい)
まず第一に『剣』映画の舞台挨拶の際、観客に向かって「ムッコロス!」と名台詞を再現。
すると何も知らない司会者は慌てて「落ち着いてください」と森本を宥めた。それを見ていたニーサン(黒田勇樹)が「それは彼の名台詞なんですよ」と耳打ちしてフォローしたことがあるらしい。
また、DVD特典における4人のフリートークにおいて、ムッコロフェイスを披露。しかも当時のシーンよりもさらにウケ狙いの顔芸をする始末である。
その他、ブログにおいても時折ムッコロフェイスの写真を掲載されている。
森本曰くこういうイベント(恐らく『剣』のネタが通じる人達の面前)では必ずこの一言を叫んでいるという。
極めつけは『仮面ライダー電王』の劇場版第二弾『クライマックス刑事』におけるメイキング映像の際の出来事である。
森本は自分にカメラを向けられた途端、カリスの変身ポーズをとりながらいきなり「ムッコロス!」と発言、『剣』関連の作品ではなかったが、ファンサービスのためならどこでも言ってしまうらしい。
まさに残念なイケメン、イケメンの無駄遣い。だがそんな前向きな森本さんが皆は大好きなのである。
CSM カリスラウザー・カリスアローPV
PV冒頭から「ムッコロス!」と言いながらムッコロフェイスを披露してフェードイン。ぶれない
また、CSMカリスアローは全長脅威の130cm。これに関して森本は「マグロの背びれと尾びれみたい」という独特な感想を上げ、「CSMマグロラウザー」なるパワーワードも生み出した。
さらに唐突にCSMギャレンバックル&ギャレンラウザーPVの伝説の天野浩成氏の真似をうろ覚えながらする。
「剣です」(実際は「銃です」)
さらにさらに本動画のものは試作品ゆえロックが緩く、カリスラウザーのパーツの一部が外れて落下という軽い放送事故が起きた。
極めつけはスピニングダンス発動の再現で回転しながらフェードアウト。
出演作品
- ごくせん(2002年):堀部亮治
- ごくせんスペシャル(2003年):堀部亮治
- 仮面ライダー剣(2004-2005年):相川始/仮面ライダーカリス、三上了
- 劇場版 仮面ライダー剣 MISSING_ACE(2004年):相川始/仮面ライダーカリス
- アタックNo.1(2005年):三田村祐次
- 劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(2008年):鈴木一馬
- 新・科捜研の女2(2005年):木佐貫直巳
- 新・科捜研の女3(2006年):木佐貫直巳
- 警部補矢部謙三2(2013年):垣州肇
- 仮面ライダージオウ(2019年):相川始/仮面ライダーカリス
他
関連イラスト
関連タグ
宮野真守:似たような顔芸を披露したことがある。