バーニングザヨゴとは、『仮面ライダー剣』に登場する仮面ライダーギャレンの必殺技「バーニングディバイド」の最終形態(?)である。
概要
恋人(恋人未満ともされる)の深沢小夜子をピーコックアンデッド=伊坂に殺されたダディこと橘朔也は、その怒りをきっかけに恐怖心を克服し、もずく風呂…もといシュルトケスナー藻による洗脳も打ち破る。
そしてそのピーコックアンデッドに止めを刺した技が、通称「バーニングザヨゴ」なのである。
本来は♦5「ドロップ」、♦6「ファイア」、♦9「ジェミニ」のカードをラウズすると「バーニングディバイド」が発動する。しかし第15話で発動した際、
《ドロップ》《ファイア》《ジェミニ》
《バーニングディバイド》
「(♯0M0)<ザヨゴオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォ!!!」
…と、橘さんが叫ぶシーンがあまりにも印象的だったため、「バーニングザヨゴ」と呼ばれてしまったのであった。
「小夜子」と叫んでいるのにザヨゴと聴こえるのは、天野氏の迫真過ぎるアテレコによる音割れと思われる。
普通に、いやかなりカッコいいシーンなのに、ネタに使われてしまうのは彼が橘さんだからだろうか。
PS2のゲームでもラウズカードモードのピーコックアンデッド戦で再現されている。
オンドゥル語絡みのネタで使われることも多い。
ガンバライドなどでも採用された。
クライマックスヒーローズシリーズでは、クライマックスヒーローズフォーゼからバーニングディバイドの低確率の演出でこのシーンの再現でサヨコォォォォオ!と叫ぶ。
超クライマックスヒーローズでは、天野氏による叫びが聞ける。
003弾版は本家と異なり、雄叫びを食いぎみに挙げて相手を倒した後に「ザョゴォ!」と叫ぶ形である。
CSMギャレンラウザーでも台詞モードオンにしたうえでバーニングディバイドを発動すると再生される。CSMのギャレン関連アイテムを天野浩成氏が紹介する動画では、「最も好きな技をやる」と言ってバーニングディバイドを発動後に「ザヨゴオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォ!!!」と再生され、天野氏が困惑するという一幕が見られ、「小夜子無しのバーニングディバイド」というパワーワードも誕生し、話題になった。
用法
由来からしてピーコックアンデッド戦のバーニングディバイドのみを「バーニングザヨゴ」と呼ぶことが多いが、バーニングディバイドのうち、本体と分身の同時攻撃が成功したものを初期版と区別して「バーニングザヨゴ」と呼ぶこともある(※)。
(※)第13話でカリス、第14話でスパイダーアンデッドに使用した際には、相手に攻撃された方の分身が消えていたが、第15話のピーコックアンデッド戦では同時攻撃が初めて成功した。
同時攻撃成功版は桐生が変身したレンゲル戦やペッカーアンデッド戦などの名勝負やギャレンの戦力が増える戦いで用いられており、いずれの戦いでもギャレンラウザーでの牽制も行っているので撃破率も中々のもの。
つまり「バーニングスマッシュ(単身炎浴びせ蹴り)」⇨「バーニングディバイド(分身炎浴びせ蹴り)」⇨「バーニングザヨゴ(分身同時炎浴びせ蹴り)」ということである。