テオブロミン

ておぶろみん

チョコレートやココアなどに含まれる興奮作用を持つアルカロイド

概要

チョコレートやココアなどに含まれるアルカロイドの一つで、カフェインと同様に興奮作用と利尿作用を持つ。

カカオの学名「Theobroma（テオブロマ）」に由来する。

人間にとってはリラックス効果があったり集中力を高めたりするなど有用な薬効をもたらすが、実は多くの動物はこれを代謝・処理できず（人間やチンパンジーを含めた一部の霊長類が、むしろ例外である）、大半の哺乳類、鳥類（実証データこそ少ないが、生態的には爬虫類や魚類も同様）にとっては神経症状や不整脈を引き起こし、少量でも死に至る猛毒となる。

当然多くのペットに摂取させるのは厳禁（体重が重い大型の動物は、そのぶん致死量も増えるためある程度耐性があるが）で、特に小型犬、猫、文鳥などの小型の動物では、手の届く場所に絶対チョコレートを置かず、誤食の疑いがあれば一刻も早く獣医師に相談するといった細心の注意が必要である。

この事はキュアショコラ、キュアワンダフル、仮面ライダーヴァレンの記事でも触れられている。

関連タグ

アルカロイド(カフェイン/コカインetc…)

悪性隔絶魔境新宿(Fate/GrandOrder)：犬のキャラクターに対しチョコorオニオン？をした笑えないシーンが存在する。

外部リンク

テオブロミン - Wikipedia