概要
仮面ライダーガヴ チョコダンフォームが使用する武器。眷属「チョコダンゴチゾウ」によって生成される銃型武材。
初登場は第7話。
赤い包装と銀紙、そこから半分露出した板チョコで形成された拳銃という、異彩を放つ外見が特徴。持ち手も溶けたチョコレートの意匠となっている。
見た目はかなり斬新だが低耐久や超重量と言った欠点のない扱い易い武材である。
第15話以降はケーキングフォームが召喚するチョコホイップ兵も使用している。
機能・構造
銀紙が引っかかったような銃口「テンパマズル」は射撃速度・間隔をコントロールして撃ち出す事が可能。更に弾丸に温度変化を加える事で超高温の溶解弾から超低温の硬質弾に無段階に性質を変化させる事もでき、劇中でも「溶解弾で壁を溶かし、硬質弾で貫いて向こうの敵を撃ち抜く」という合わせ技を見せた。
「カカバーマガ」と呼ばれる弾倉は銃身との一体構造で、ブロック分けされ弾丸としてそのまま銃口へと送り出される。
持ち手の「サージュグラップ」は溶けかかった見た目に違わず可塑性に優れ、使用者の手にフィットする形状に変ることでグリップ力を高め射撃精度を安定させる。
伝達部「ホールドリガー」と呼ばれる引き金はグリップ部に埋め込まれるように配置されており、これを引くことが各種攻撃の起点となる。
必殺技
- チョコダンフィニッシュ
「チョコダン………フィニーーーッシュ!」
「チョコダンゴチゾウ」をセットした変身ベルトのガヴを操作して発動。
チョコレートファウンテンめいてドーム状に展開したチョコで敵を捕縛し、チョコダンガンの銃撃でドームもろとも爆裂させる。
第8話では筒状にチョコを放出して拘束・爆破を行うタイプを見せた。
近似武器
チョコドンガン
仮面ライダーガヴ チョコダンフォームが使用するもう1つの銃型武材。初登場は第8話。
ベルトのガヴに「チョコドンゴチゾウ」を追加で食べさせることで生成される。
単独でも威力は十分だが、上記のチョコダンガンとの斉射で最大効果を発揮するとされる。
チョコドンゴチゾウの数だけ生成可能で、第8話では2丁生成しその内1丁を仮面ライダーヴァレンに貸し出している。
第13話ではチョコダンフォームへチェンジすると同時に出現した。
ベースが白い板チョコな点を除けばチョコダンガンと同じく『包装とチョコレートで形作った銃』という奇抜な見た目。
弾倉は「バタバーマガ」という固有の名称だが、弾丸に温度変化を加え超高温の溶解弾や超低温の硬質弾を放つ「テンパマズル」、優れた可塑性で使用者の手にフィットする「サージュグラップ」、攻撃の起点となる「ホールドリガー」など基本性能はチョコダンガンと概ね共通。
ただし音声はヴァレンバスターのような機械的なものになっている。
特殊攻撃
- チョコドンバースト
「CHOCODON BURST!」
チョコドンゴチゾウをセットしたベルトのガヴを操作して発動。
チョコドンガンからホワイトチョコの弾丸を連射する。
このホワイトチョコは触れた衝撃で連鎖爆発する仕組みになっており、爆弾の衝撃でも辺り一面に撒かれたホワイトチョコが一斉に爆発する。
初使用の第8話ではヴァレンとの同時攻撃で、発動直前にチョコダンガンを投げ捨てている。
立体物
単独での発売はなく一纏めにした「DXチョコドンダンガン」という形で2024年10月5日に一般販売。チョコダンゴチゾウ付属。
表面(持ち手から見て左側)がチョコダンガン、裏面(右側)がチョコドンガンを模したリバーシブル構造でトリガー長押しでモードが切り替わる仕組み。
トリガー短押しでモードに合わせた銃撃音が鳴り、四回目で必殺銃撃音が鳴る。
DXザクザクチップスラッシャー同様ウレタン製である。
他アイテムと連動しない銃型玩具が販売されるのはホークガトリンガー以来約8年ぶり。
余談
- スタートアップ特番によると、チョコダンガンは齧って銃口を作っている。とは言え流石にお菓子ではないようで、これを齧ってもチョコダンゴチゾウを生み出す事は出来ない模様。
- チョコドンガンも初使用回の生成直後は完全な長方形をしており、チョコドンゴチゾンが齧ることで銃の形を形成していた。
- 一方発射される弾丸は本物のチョコなのか、壁に飛び散ったチョコダンガンの弾丸にゴチゾウ達が群がっているシーンがある。
- 由来になったと思われる「銃とチョコレート」は2006年5月から出版されている、乙一氏のミステリー小説である。
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