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概要編集

仮面ライダーガヴ ザクザクチップスフォームが使用する武器。眷属「ザクザクチップスゴチゾウ」を使用することで生成される剣型武材。初登場は第2話

二振りでワンセットとなっている。


そのデザインは、持ち手が『握り潰された包装』、刀身が『パンクで飛び散ったポテトチップス』の様相を呈している。

包装モチーフのためか公式サイトへのリンクへ飛ぶためのQRコードを模した意匠まであり、かなりリアルにポテチが再現されている。


機能・構造編集

刀身「チップスレイヤー」は刃を複雑に重ね合わせた多層構造になっており、"特定の角度"で切り込めば対象が切られたことに気が付かないほど凄まじい切れ味を発揮する。がしかし刃筋を立てなければ軽くぶつけた程度でも刀身があっさり砕け散る、実際の刀剣類を遥かに下回る紙耐久という欠点も持つ(現実の刃物でも、そこまでではないにせよ刃の鋭利さ=薄さなので衝撃には弱い傾向がある)。

攻める分はともかく受けには全く適さない扱いの難しい武器となっている。

ただし潰れた包装のような持ち手「グリッパ」は即座に刃を再展開することが可能なため、一瞬隙を晒す以外のデメリットは特にない。むしろ特殊エネルギーを発して破損して飛び散った刃の欠片を操作することも可能である。

それとは別にチップス型の斬撃を飛ばす事も可能。

持ち手と一体化している伝達部「クラッシュリガー」には斬撃の最適化するため多層刃の角度を調整する機能を持つため、剣として使う事が本命ではある


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  • ザクザクチップスフィニッシュ

砕けて細分化された無数の刃を遠隔コントロールし、チップス(破片)によるラッシュ(一斉斬撃)を相手に見舞い、怯んだ所に刃を再展開したチップスラッシャーで剣戟を浴びせる.

砕け易い刃とそれを操る特性を活かした必殺技。


  • ヒリヒリチップスファイヤー

ヒリヒリチップスゴチゾウの追い菓子によって強化されたザクザクチップスラッシャー(ヒリヒリチップス)による特殊技。

高熱を纏わせた多層刃「ヒリヒリチップスレイヤー」による強化斬撃を見舞う。

ただしこの炎で刀身も燃え尽きてしまうため、連続使用時間は短め(再発動は可能)。



立体物編集

2024年8月31日に「DXザクザクチップスラッシャー」が一般発売、ヒリヒリチップスゴチゾウが付属している。その特徴的なデザインの都合で、刀身がまさかのウレタン製になっており、それによって50cmという剣型玩具にしてはかなりのビッグサイズを実現(参考までに、同じく剣型玩具にしては長めの「DXゾンビブレイカー」は45cm)。

ただし劇中では双剣だが玩具は一箱一本のため、劇中再現のためには2本購入しなければなりきり遊びが出来ないという難点がある。玩具連動がない部分も買う側としては痛手だが付属のヒリヒリチップスがダブってもゴチゾウの設定的に受け入れられる点が数少ない救いか。


最初はファンの間で素材について懐疑的な意見も出ていたが、劇中でも刀身が“脆い”描写があったため、玩具版でも柔らかい点に整合性があるといえよう。


余談編集

  • 持ち手も合わせてよく見るとのりしお味のポテチがモチーフらしく、斬撃のエフェクトをよく見ると海苔を思わせる緑の火花が散っている(リアルののり塩味のポテチも大体黄色いパッケージ)。

  • 角度によって切れたり砕けたりする点について、「食べる際に噛む角度を間違えると歯に挟まったり種類によっては口内を切ってしまうからではないか」と考察されている。

  • 「ザクザクチップススラッシャー」は誤記。同音は連続しない。

  • 仮面ライダーシリーズで二刀流はよくある事だが、同一の剣武器による二刀流はレアケースである。
    • 「別の刀剣との組み合わせ」か「一つの武器を分割」である事が多く、同じ剣を二本使うは稀。

関連タグ編集

仮面ライダーガヴ ザクザクチップスフォーム

ライダーウェポン


薄刀・針:同じく斬る角度のズレ1つで破損する武器繋がり。

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