君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ
そのぶきっちょな笑い方をめがけて やってきたんだよ
概要
劇中では、主人公の瀧と三葉が(色々と揉め事を起こしながらも)お互いの入れ替わり生活を満喫しているシーンで使用されていた。
映画の予告第1弾でも使用されており、公開前から印象に残っていたという人も多い(第2弾では「スパークル」が使用された)。
『君の名は。』のサウンドトラックに収録されている「movie ver.」と、11月23日に発売された『人間開花』に収録されているフルバージョン「original Ver.」の2種類が存在する。
ちなみに、映画で使われたのは「movie. ver」ではなく、後者の「original ver.」の方である。映画を観終わった後サントラに収録されている「movie.ver」を聴いて「あれ? 映画で聴いたのと違う…?」と思った方もいただろう。
なぜ映画で使用されたのが「movie ver.」ではないのかというと「movie ver.」を完成させた後、アルバム用に歌詞を追加された際、そのオリジナル版を新たに聴いた新海誠監督がその歌詞を気に入ったためとのこと。
私たち 越えれるかな この先の未来 数えきれぬ困難を
言ったろう? 二人なら 笑って返り討ちにきっとできるさ
君以外の武器は 他にはいらないんだ
『君の名は。English edition』には、original ver.の英語詞バージョンが収録されている。
PV
RADWIMPSのメンバーが現世、前世、前前世の姿を見せている。
なお、間奏の部分でメンバー全員がリズムに合わせて手を叩くシーンがあるが、ライブでもメンバーが音頭を取って観客に手拍子をさせるのがお約束になっている。
movie ver.
original ver.
余談
予告動画で印象的な使われ方をしていたことや、その疾走感溢れる曲調から、ファンからの評価も高く、『君の名は。』の劇中歌の中では最も人気・知名度共に高い曲である。
ただ、そのせいで「『君の名は。』のOP楽曲」と勘違いされるという事態にもなっている(本曲はあくまで挿入歌である。OPは「夢灯籠」、EDは「なんでもないや」)。
とはいえ、『君の名は。』を象徴する楽曲として扱われているのは事実であり、RADWIMPSが音楽番組などに出演する際には決まってこの曲を演奏している他、『君の名は。』が取り上げられたり、本作をネタにした企画で使われるBGMにもこの曲が使用されていることが多い(逆に言えば、こうした措置が本曲がOP楽曲と勘違いされる要因になっているとも考えられる)。
2016年大晦日のNHK紅白歌合戦にRADWIMPSが出演した際に歌唱したのもこの「前前前世」(original ver.)であった。
なお、一部のサイトなどでは「前前前世は挿入歌であり、主題歌ではない」と表記されている場合があるが、正しくは「夢灯籠」「前前前世」「スパークル」「なんでもないや」の4曲全てが主題歌である為、誤りである(OPやEDで流れる楽曲のみが主題歌、というわけではない)。
これは、RADWIMPSのメンバーと新海監督がどの楽曲を主題歌にするか話し合っていた際なかなか決まらず、監督から「4曲主題歌でいいんじゃない?」と提案され、その案を採用したためである。
関連タグ
pixivでは、『前前前作のトラウマ』と『前前前科』なるタグがある。
前者は『君の名は。』と同じく新海誠監督の作品である『[[秒速5センチメートル』とのコラボネタイラストに付与されているタグ。各イラストに関しては、『君の名は。』のキャラクターたちが前前前作にあたる『秒速~』を観て…何が起こった?
後者は「前科」とあるように、『君の名は。』の登場キャラクターが法律的にあまりよろしくないことをしているイラストに着けられるタグ。R-18作品もあるので閲覧の際には注意が必要である。
でんぢゃらすじーさん邪:CD(コミックディスク)前前全裸というパロディソングが存在する。