本を売るならブックオフ
概要
総合リサイクルショップチェーン店。1991年創業当時は古本屋チェーンだったが、現在ではメインの書籍以外にもさまざまな商品を取り扱っている。
取り扱っている商品とその売上構成比は書籍 33.3%、アパレル 13.0%、ゲーム 12.6%、映像 9.6%、音楽 7.3%、貴金属・時計・ブランドバッグ 7.2%、トレーディングカード・ホビー 6.2%、その他 5.6%、家電・携帯電話 5.2%となっている。ただし店舗によって取り扱う商品の種類はまちまちなので注意。一応ゲームやDVDはほぼ全ての店舗で取り扱っている。 2019年3月期の国内直営店売上高の構成比
一部店舗では新品や文房具等も販売している。BOOKOFF SUPER BAZAARの中には、楽器や幼児用遊具、果てはZippoや洋酒を取り扱っている店舗まである。また、オンライン売買や出張買取を行っている店舗もある。
店舗によってはラージサイズの衣類に力を入れている場合もあり、地域によっては貴重なラージサイズ衣類の地域住民などへの供給元となる。
全盛期には1100店舗余りあったが、2023年8月時点では800店舗程度まで減少している。最盛期は過ぎているが、未だにリサイクルショップの1つの主たる潮流として君臨し続けている。
ちなみにいつまでも売れずに残っている本は、最終的には古紙資源としてリサイクルに回される。
売買における特記事項
- 持ち込みの場合は1冊でも可。出張買取に関しては各種店舗のHPや店内の注意書きに最低必要冊数が掲示されているのでちゃんと目を通そう。
- 売りに行く際には保険証や運転免許証などの本人確認書が必要。18歳未満の場合は保護者の同意も必要。(ハードオフ共通)
- ブックカバーのある本やコミックの場合、取れていたとしたらまず買い取られることは無い。当たり前だが、ジャケットそのものを紛失したCD・DVDを市販のケースに入れて売ってもまず買い取ってもらえない。それでも売りたいなら→ハードオフ行きとなる。
- 書き込みや落書きのある物も大抵はムリだが、スタッフも全ページに目を通すわけではないので、時折落書きのある本が審査を通過して棚に並べられ売られていたりする。サイン本も、多くは落書き扱いにされるので他を当たろう。なお、製造過程で生じた多少ついているものは対象外なので買い取りに問題はないらしい。
- その他日焼け(色褪せ)、水濡れ、折り目、破れなどのある本も買い取り率が下がる。
- 本の価値よりも保存状態の方が優先されるため、ガチの古書(戦前の本など)は凄まじい廉価で売られたり、その場で処分されることもありうるので持って行くのはやめた方が良い。
- 基本的に高額査定がつくことはなく、高くてもせいぜい数百円程度。ネット上ではプレミア価格で取引されるような本であってもブックオフでも同じような扱いになることはまず無いので、そのような本を持ち込むのは避けた方が良いだろう。
- その一方、買い取り可能な本であれば在庫状況を問わず値段を付けてもらえる。
関連タグと表記揺れ(別名)
BOOKOFF(英語)
ハードオフ:同じフランチャイズ団体日本リユース業協会に加盟。かつては共同運営していた。2015年に独立。
ネットオフ:ブックオフの支援によるネット古書店が起源。当初は「イーブックオフ」名義で営業していた。
よむよむ君:公式マスコットキャラクター
CMキャラクターなど
寺田心:「ブックオフなのに本ねーじゃん」のセリフが大きく話題になった。
なかやまきんに君:立ち読み解禁に伴う「7つのマナー」で登場。
あのちゃん:現イメージキャラクター。
清水国明:元イメージキャラクター。実姉である橋本真由美が常務取締役⇒社長(第2代)だった縁で起用された。(ブックオフ1号店開店当初からのパートタイマー出身の社長で、その後取締役会長・取締役相談役として2018年まで在籍。)
天才バカボン:かつてCMに起用されていた。