概要
タイトルにもある主人公よりも何故かその父親の方が有名な漫画。
ちょっぴり風刺を利かせたりもしている。
中にはシュールさが振り切れて、さも当然のようにギャグの一環で人が死ぬ話もあったりする。
しかもギャグ漫画だからといって別に生き返ったりしない。結構ブラックな話も多く、ダークな話だけが纏められた版も出版されている。
おそ松くんとの違いは赤塚作品のギャグの実験場的な要素が強かったと言える。(逆におそ松くんはギャグだけではなく翻案とした作品を元にしたストーリーがある)
主に講談社・週刊少年マガジンにて連載開始、大好評につき一時は週刊少年サンデー移籍するなど。
長期連載作品のため、話がマンネリにならないため様々な工夫が凝らされた。
メディアミックス
天才バカボン(テレビアニメ1作目)
元祖天才バカボン(テレビアニメ2作目)
平成天才バカボン(テレビアニメ3作目)
レレレの天才バカボン(テレビアニメ4作目)
天才バカヴォン(アニメ映画、赤塚不二夫生誕80周年企画)
天才バカボン(スペシャルテレビドラマ)
少年バカボン(吉勝太によるスピンオフ漫画)
深夜!天才バカボン(テレビアニメ5作目・2018年夏アニメ)
天才バカボン(日本テレビ動画)(テレビアニメ1作目以前に企画されるもお蔵入り)
登場人物
※イラスト未確認
カオルちゃん
カメラ小僧
CMキャラクターとして
その知名度の高さゆえ、CMキャラクターとして起用されることも多い。以下に代表例を記す。
- 1993年、ブルドックソースごま入りとんかつソースのTVCMにバカボンのママが登場。ナレーションは俵孝太郎。
- 1995年、アステル(アステル東京)のPHSのTVCMにレレレのおじさんが登場。
- 1998年、SOFT99フクピカのTVCMにバカボン一家と本官さんが登場。パパのセリフは雨森雅司の生前の音声を切り貼りしたもの。
- 2001年〜2008年、淀川製鋼所のヨド物置のCMにバカボン一家が登場。5種類のCMが確認されている。
- 2009年3月、DAIICHIのパチンコ機『CR天才バカボン〜41才の春だから〜』のTVCMでは、フライトアテンダント篇、旅篇(主演:朝丘雪路)、テニス篇(主演:プロテニスプレーヤー・愛甲霞)、ドラマ篇(主演:小沢真珠)と、ドラマ仕立てのCMが製作された。
- 2010年、明治製菓のチップチョップのCMに同作者の「おそ松くん」に代わってバカボン、パパ、レレレのおじさんが登場。
- 2013年に製作された日清食品の「カップヌードルごはん」のCMではバカボン一家と本官さん、レレレのおじさん(後者2名は30秒版のみ)が登場。アニメーションはぴえろが製作。声は『平成』の声優陣が担当。
- 2019年11月にはBMW・1シリーズ(3代目・F40)にアメコミ風に仕立てられた上でCMキャラクターに起用された。
- 2020年7月から翌年6月までACジャパンの2020年度日本腎臓財団支援キャンペーン「アレレのレ?ご存知ないんですか?」にレレレのおじさんが起用された(声優は『平成』と同じ)
- 2020年11月よりY!mobileで実写CMが放映。出川哲朗(バカボンのパパ役)、芦田愛菜(バカボン役)、吉岡里帆(バカボンのママ役)、児嶋一哉(アンジャッシュ)(ハジメ役)が出演。
- 2023年7月からACジャパンの2023年度日本眼科医会支援キャンペーンにバカボンのパパを起用。