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概要

インターネット上でオークションに参加することができるサービスの一つ。日本ではYahoo! JAPANが提供している。


1998年9月14日に、まずアメリカのYahoo!本社提供のアメリカ国内向けサービスとして発足し、1999年9月28日よりYahoo!JAPANによって日本向けのサービスとして提供が始まった。なお、アメリカ国内向けサービスは2008年に終了している。

発足当初のサイト名は「Yahoo!オークション」であり、「ヤフオク」はユーザーによる非公式略称であったが、2013年3月27日より「ヤフオク!」に名称変更。しかし、2023年秋にPayPayフリマをYahoo!フリマに変更するのにあわせ、元の名前に戻されることになった。


日本のオークションサイトの中ではかなりの老舗であり、運営規模や取引件数などまさに最大手と呼べる存在である。


pixivでは主に同人活動の一環としてヤフオクに出品される(された)作品のタグとして機能しており、「アナログ」「手描き」「色紙」などのタグを併用することで、作品を絞り込むことができる(※そもそも規約上デジタル作品のデータを出品することはできない)。

二次創作は名目上禁止されてはいないものの「著作権など知的財産権を侵害している」商品の出品は禁止されており、注意が必要である。

また、アダルト(ポルノ)作品は全面的に禁止されているが、手描きイラストでも性的表現が含まれることを示唆していながら直接的な部分はトリミングして出品しているケースが散見される。


利用方法

ここでは2023年時点での利用規約に基づいて紹介する。


入札・出品とも、他のオークションサイト、フリマアプリなどと流れに関して大きな違いはない。


ヤフオク!の利用には、Yahoo!JAPAN IDの登録が必要である。

IDの登録自体には年齢制限がないものの、ヤフオク!は満15歳以上(中学生を除く)でなければ利用できない(※かつては18歳以上でなければ利用不可であった)。


入札にあたってはID登録のみで可能だが、出品にあたってはIDのSMS認証が必要となる。ただし、2020年2月ごろよりIDの新規取得には電話番号の登録が必須となり、既存のアカウントに関しても同様の措置が取られているため、実質的には入札・出品とも電話回線を利用している携帯電話が必要となる。

出品者情報には氏名・住所・電話番号を登録する必要があり、これらの情報は(匿名発送を除いて)落札者に自動的に通知される。


利用料は無料である。

かつては出品および5000円以上の商品の入札にはYahoo!プレミアムへの会員登録が必須であったが、現在は車両など特定のカテゴリの取引を除いて不要となっている。

代金の支払いにあたっては、トラブル防止のため2018年3月より「Yahoo!かんたん決済」の利用が必須となっている(特定カテゴリや公式が認証したストアとの取引を除く)。出品者の銀行口座への振込などの直接取引は禁止されている。


出品にあたっては最低入札額を設定した上で、出品期間内の入札額で最も高い人が落札者となる通常のオークション形式の他に、最低入札額に加えて「即決価格」を設定し、即決価格で入札した人が落札(購入)可能となるという形式がある。後者については実質的にECサイトやフリマアプリのような定額出品の取引として使われている。

出品価格は、商品そのものと送料を別とするか、価格そのものを「送料込み」という形で送料無料にするかは、出品者によって対応が異なる。しかし、これを悪用して送料詐欺なども一部で横行している(後述)。


利用にあたっての細かな規約などはこちらの公式ガイドラインを参照のこと。


問題点など


手数料逃れ、送料詐欺

商品が落札された場合、商品そのものの代金が全て出品者のものになるわけではなく、運営側へのシステム利用手数料として一部が差し引かれることになる。

例えば「商品代金が10,000円送料500円の取引があったとしたら、通常は10,000円の5.4%である540円がヤフオクに徴収される。

しかし、「商品1円・送料10,499円」という名目にすることで商品にかかる5.4%の支払いから逃れるというのが「手数料逃れ」である。


同様の手法を用いて、商品自体は安いが、送料の「元払い」制度を利用して高額の送料を加算して儲ける、という「送料詐欺」も存在する。


これらの行為は利用規約で禁止されており、直接的な金銭のやり取りを禁止するYahoo!かんたん決済や(送料が出品者負担となる)匿名配送の導入により、手数料逃れや送料詐欺の出品は減少しつつあるものの、比較的ヤフオク側の出品者のチェックが甘いため未だに横行している。

入札の際は「送料未定なのに元払いや、『海外からの発送』で送料が落札者負担になっていないか」などの点について確認するべきである。

「送料が商品そのものや発送先住所(※都道府県は購入前でも確認可能である)に対して(異常に)高く設定されている」落札するまでわからないようなこともあり、説明文や出品者の評価(および過去の出品)などを十分確認する必要がある。


転売行為、無在庫出品

転売そのものに関しては転売屋転売ヤーなどを参照のこと。


ヤフオクにおいては

  • 販売会社によって出品禁止されている物を出品する転売
  • 商品が手元にない状態でカラ出品して、落札されてから調達する「無在庫出品」

などが特に問題視されている。

前者に関しては法的な規制や元となる商品の販売会社に加えてYahoo!JAPANが規制している場合もある。詳細は上述のガイドラインを参照のこと。


無在庫出品に関しては送料詐欺と結びついているケースもある。商品ページに商品の公式画像しか掲載されていない、他の出品者と同じ画像が使われている商品などは無在庫出品の可能性が高いため注意が必要である。


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