概要
- (いろがみ)色を付けた紙。折り紙や切り絵・貼り絵などに用いられる。
- (しきし)アナログイラストやサインなどを描く用紙。イベントの際に色紙絵を描かれることが多い。pixivではこちらの意味で用いられることが多い。
2に関する誤った俗説
「色紙」の裏表は、その名称がが示す通り色や柄がついている方が表側であり、イラストやサインは通常裏側に描かれる。これは色紙にサイン等を記す際に「私はまだまだ未熟で紙職人さんが丹精込めて作った色紙を汚すような事はできない 」という意味合いで行われたものが慣習化したものとされている。では、いつになったら表側に描けるのかと言うと、実は一生、色紙の表に何かを描くような事はしてはいけない。色紙の「色」の側に描く行為というのは紙職人さんの仕事に対する侮辱に他ならず、また「一生未熟、極めようとするなら仕事に終わりは無い」という謙譲の意識を示すもの……とされているが……。
……しかし実際には、色紙の成り立ちや用途上、当然ながらあくまで文字を書く面が表であり、元々上記の俗説は一部の力士やスポーツ選手が誤って色や柄がついている面にサインをしてしまうケースが多発していたことから表裏に関して誤った認識が広がったことに由来している。
書家や色紙の販売店の多くからも(色がついている、模様が入っている商品も含めて)文字を書く面が表であると説明がされている。