概要
狭義にはインターネット上に存在する情報、たとえば特定の単語や内容、それにまつわるサイト、あるいはファイル等を検索するための仕組みであり、これは検索エンジンと呼ばれ、またその仕組みを扱うためのWebサイトを指すことがあり、他のサービスと組み合わせたサイトをポータルサイトと呼ぶ。
システム
この種のプログラムにはいくつかの種類が存在する。
ロボット型
クローラというプログラムにより情報を収集、それを解析分類することにより特定の単語等に対し結果を表示するものであり、クローラの質などにより検索避けのためにはいろいろ工夫する必要がある。
ディレクトリ型
人間の手によりサイト等を登録分類し、表示するものであり、小規模なものや特定の分野では有利に働くが、近年においてはロボット型の進化などの影響により廃れている。
汎用エンジンと専用エンジン
この種のエンジンにはすべての情報を集めるものと、特定の情報のみを取り扱うものが存在している。
ポータルサイト
特にこの種のプログラムと、その他各種サービス、たとえばニュース、電子掲示板、あるいは各種サービスのレンタル、商品の販売や紹介等を組み合わせ、利用者を集めているサイトをポータルサイトと呼ぶ場合があり、これを広義の検索エンジンと呼ぶことがある。
同人系のサーチエンジン
同人要素が含まれる個人サイトの場合、ポータルサイトの検索で同人を知らない層の目に触れるリスクを減らすため検索避けを行うのが暗黙のマナーとなっている。その代わり、サイトの取り扱いジャンル(作品)別のサーチエンジンサイトもしくはランキングサイトに登録し、そこから検索できるようにすることが多い。同人系のサーチエンジンは「幸」(さち)とも呼ばれる。
個人サイト全盛期はジャンルに一定の人気が出ると作られることが多かったが、SNS主流の現在は新規のサーチエンジンはなかなかお目にかかれない。
現存していても管理が放置されているサーチエンジンも多いため、これから個人サイトを新規に作る人はそのへんも確認を。
サーチエンジンと児童ポルノ規制の流れ
2020年代になると大手サーチエンジンでも児童ポルノ判定を厳格化し、直接的な検索ワードが事実上のNGワードとなることも当たり前である。2024年時点では既にジュニアグラビアアイドルの写真すら検索から除外されるほどとなっているサーチエンジンもあるぐらいである。
関連タグ
一般のサーチエンジン
ここではピクシブ百科事典に存在するもののみを挙げる。
google Bing infoseek Yahoo!( Yahoo!JAPAN ) DuckDuckGo ecosia