概要
初期のGoogleのようなシンプルな画面の検索エンジンであり、ユーザーの情報を一切収集しないことが特徴となっている。日本ではまだマイナーな部類だが、ヨーロッパなどでは個人情報保護の動きが活発であることからここ数年間で知名度を大幅に上げており、メジャーな地位を獲得しつつある。
他の検索エンジンも利用可
もう一つの特徴としては、入力した検索ワードを他の検索エンジンに移動してそのまま反映できるということ。「!bang」と呼ばれるこの機能は、DuckDuckGoの検索窓に入力するだけで、例えばGoogleやYouTubeなどの検索結果に飛ぶことができる。
- 「pixiv !g」と検索入力すれば、Pixivという検索ワードをGoogleのサイトで検索できる(Googoleに飛ぶ)。
- 「Tokyo !yt」と検索入力すれば、Tokyoという検索ワードをYouTubeで検索できる(YouTubeに飛ぶ)。
つまり、DuckDuckGoという1つのサイトを拠点として、各種検索を利用できるということ。
具体例
そして……
- 「!pixiv」:Pixiv検索に対応!
- 「!dicpixiv」:ピクシブ百科事典も対応!
ブラウザ版
スマホでは2013年から、macOSでは2022年4月から、Windowsでは2023年6月からブラウザ版もダウンロード可能。プライバシーを探らないということは、必然的にバックグラウンドでの通信料が少ないことを意味する。したがって特にスマホにおいてはバッテリー消費量が少なめというメリットにもなる。
ブラウザゲームなどの通信量の多いコンテンツをスマホで使っているならバッテリー消費量を抑えられるのは少なくないメリットといえよう。