概要
長い歴史と世界的な普及率の高さからオイルライターの代名詞となっており、またコピー商品も大量に出まわっていることから、オイルライターの一般名称として認識されている。
高い耐久性・耐風性と永久修理保証を誇る(永久修理保証はオイル式のみ)。
1933年の第1号発売以来、基本構造にはほとんど変化がないが、外側のケースに様々な意匠を凝らすことで豊富なバリエーションが生じており、世界各国に収集家が存在する。
ライター石・綿・芯が保守部品として売られており、オイルやライター石はコンビニでも売られている。
インナーにはバリエーションがあり、年代や寸法の違いによる形状違い以外に、パイプ向けに風防の側面に大きく穴のあけられたものや点火が電子ライター式となったのガスインサイドユニット、オイルやガスを用いないアーク放電式のインサイドユニットといったものもあり、インサイドユニットが単体で売られているので入れ替える事も可能。
互換性の無いスリムなど、構造こそ変わらないものの形状の異なるモデルも登場している。
互換性の無いフリント着火のガスライターである「BLU」も売られたことがある。
社外品のパーツも豊富で、オイル式インナーをカスタマイズする部品からガス式のインサイドユニット、パッキン付きのケースなど、様々なものが登場している。
安いものだと中古で数千円程度で販売されている(2023年9月時点)ので、初心者でも購入しやすい。
余談
『必殺シリーズ』の仕事人である簪職人の秀が使う簪の「シュピン!」の音の正体は実はこのZIPPOの蓋を開けた時の音であるらしい。