概要
『M-1グランプリ』(朝日放送・テレビ朝日系列24局)、『R-1ぐらんぷり』(現在はR-1グランプリ、関西テレビ・フジテレビ系列局、ただし年によっては放送しない系列局あり)『キングオブコント』(TBS系列局)そして2011年から2014年まで放送されていた『THE_MANZAI』(フジテレビ系列局、ただし放送を断念した系列局も存在)に続く新たなるお笑いコンテストであり、女性のお笑い芸人の中の頂点を決める大会。正式なタイトルは『女芸人No.1決定戦 THE W』。
2017年から開催されており、開始当初は毎年12月第2月曜日に、日本テレビ系列局全27+2局(NNS加盟局)にて決勝戦が生放送形式で放送されていた。その後、2022年から12月第2土曜日にて放送されている。
事の発端は、2002年のR-1でだいたひかるが優勝して以来女性のチャンピオンが登場しておらず、女芸人からの強い要望を受けて開催されたのがきっかけである。
タイトルの「W」はそれぞれ「笑い」と「WOMAN」から取っている。
内容
タイトルにある通り、女性限定の大会であるため男性芸人及び男女コンビは参加できず、女芸人であれば芸歴や年齢は関係なくピン芸人・コンビ・トリオでも出場が可能で漫才やコントなどあらゆるジャンルも問わない。
(2023年の第7回決勝は、結成1年の「梵天」(太田プロダクション所属)、「はるかぜに告ぐ」(吉本興業大阪所属)から芸歴18年ながらアマチュアでM-1に決勝進出経験のある「変ホ長調」、芸歴22年で2018年以来の決勝進出の「あぁ〜しらき」(グレープカンパニー所属)まで幅広く出場している。)
審査方法は現在全て審査員と国民投票による多数決方式となっている。かつては会場の観客による多数決方式だった。
出演者
総合司会
進行
歴代優勝者
放送年 | 放送回/放送日 | 優勝者 | 所属事務所 | エントリー総数 |
---|---|---|---|---|
2017年 | 第1回/12.11 | ゆりやんレトリィバァ | よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪 | 636組 |
2018年 | 第2回/12.10 | 阿佐ヶ谷姉妹 | ASH&Dコーポレーション | 606組 |
2019年 | 第3回/12.9 | 3時のヒロイン | 吉本興業東京 | 627組 |
2020年 | 第4回/12.14 | 吉住 | プロダクション人力舎 | 646組 |
2021年 | 第5回/12.13 | オダウエダ | 吉本興業東京 | 700組 |
2022年 | 第6回/12.10 | 天才ピアニスト | 吉本興業大阪 | 735組 |
2023年 | 第7回/12.9 | 紅しょうが | 吉本興業東京 | 863組 |
2024年 | 第8回/12.10 | にぼしいわし | フリー | 903組 |
余談
- レベルが低いだとかで一部芸人たちから舐められている。但し某大会と違って局が売ろうと頑張ってくれる。
- 2021年のR-1グランプリには第1回のゆりやんと第4回の吉住の2人の『THE W』優勝者が決勝進出、ゆりやんが優勝した。
- ちなみに吉住は2022年、2024年にも決勝進出、それぞれ3位、準優勝になっている。
- 2023年の第7回決勝は、次のトラブルが発生した。
関連タグ
M-1グランプリ R-1ぐらんぷり R-1グランプリ キングオブコント NHK新人お笑い大賞
ABCお笑いグランプリ THE MANZAI THE SECOND
30-1グランプリ…2021年から水曜日のダウンタウンの番組内で年一回行われているお笑いコンテスト。
有吉の壁…第4回の決勝直前にパロディ企画「男版 THE W」を開催、インポッシブルが演じた「JKボンバーズ」が優勝した。