2011年からは（経済的な都合もあって）阿佐ヶ谷のアパートで同居していたが、2017年に同居を解消している。ただし、偶然同時期にアパートの隣の部屋が空いた為、渡辺がそちらに移る形で住んでおり、よくお互いの部屋を訪れている。なお、同居生活の様子はエッセイ『阿佐ヶ谷姉妹の　のほほんふたり暮らし』にて詳しく語られているのでファンは必見。

メンバー

渡辺江里子

1972年7月15日生まれ。東京都生まれ栃木県育ち。

明治大学文学部卒業。中高の国語の教員免許を取得している。

木村と共に高い歌唱力の持ち主で、舞台仕込みの声量と低音の落ち着いた歌声に定評がある。

学生時代は友人たちとTHE ALFEEのコピーバンドを結成し、ドラムを演奏していた。容姿が坂崎幸之助に似ていることもあって、2020年『FNS歌謡祭』のTHE ALFEEとのコラボ企画では坂崎に扮して歌声を披露している。

ドラマ『阿佐ヶ谷姉妹の　のほほんふたり暮らし』では木村多江が演じた。

木村美穂

1973年11月15日生まれ。神奈川県出身。

洗足学園短期大学(現:洗足こども短期大学)音楽科卒業。ピアノ専攻である。なお、系列の高校から進学しており、高校でも音楽科に所属していたことを明かしている。

天然ボケな性格で、数々のポンコツエピソードが存在する。

理想の男性は元F1ドライバーの中嶋悟。また、シティボーイズのファンである。

ちなみに「ほんとにあった！呪いのビデオ7」に収録されている映像に、彼女そっくりの女性（おそらく本人）が出演している。

ドラマでは安藤玉恵が演じた。

お互いのことは「美穂さん」「お姉さん」と呼んでおり、他の芸人たちも概ね「お姉さん」「妹さん」と呼んでいる（『ヒルナンデス』など一部の番組では「江里子さん」「美穂さん」など）。

お揃いのピンクのドレスにボブカットの髪型が特徴。見分け方としては、姉（渡辺江里子）の方が背が高い。また、髪型も渡辺の方がやや長めのストレートなのに対し、木村の方がやや短めで全体に丸みがあるスタイリングとなっている。

芸風

落ち着いた容姿を生かし、自らを「おばさん」とする自虐を織り交ぜたしゃべくり漫才、コントを披露する。

さらに歌ネタを得意としており、二人揃ってカラオケバトルに出演する等と、芸人離れした歌唱力の高さで知られている。

ものまねとして由紀さおり・安田祥子姉妹のコンサートのネタを披露する事が多く、ものまね番組や音楽番組への出演が多い。また、『とんねるずのみなさんのおかげでした』のコーナー「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜（現：ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ）」ではブラックなものまねも披露する。

基本の立ち位置は渡辺が右、木村が左だが、由紀・安田姉妹のネタの時はパートの関係上立ち位置が入れ替わる。

テレビや営業では、由紀・安田姉妹のネタの時に着ているピンクのドレスで出演することが多い。

賞レース

『女芸人No.1決定戦 THE W』の2代目(2018年度)チャンピオン。翌年も出場したが、Bブロック第2試合で敗退。

『M-1グランプリ』は2022年がラストイヤーで最高成績は準々決勝進出。

余談

かつて、フジテレビで放送されたネタ番組『爆笑レッドカーペット』において、アンガールズの山根良顕とコラボユニット『阿佐ヶ谷3姉妹』を結成しており、その時の違和感は皆無だった。

また、2020年12月7日には、YouTubeチャンネル『あのちゃんねる』にて元ゆるめるモ!でモデル・歌手として活動するあのと、同年12月11日には音楽ユニットのハンバートハンバートの特番『ハンバートハンバートの愛のひみつSPECIAL』（スペースシャワーTV）にてメンバーの佐野遊穂と、更に2021年10月21日放送のヒルナンデスの企画『日テレ系私服センスNo.1女性アナは誰!?』で福井放送所属の山田恵梨子アナウンサーと、更々に2023年3月29日放送のヒルナンデス『阿佐ヶ谷姉妹卒業の日』では6人のそっくりさん達とで、それぞれ『阿佐ヶ谷3姉妹』が復活した。