概要
2007年からフジテレビで放送されていたショートネタ中心の演芸番組。
元々は「発掘!あるある大事典Ⅱ」が捏造による不祥事で休止した事で緊急の形で始まったのだが、その後は同番組が終了したため2008年からレギュラー化して2010年まで放送された。
2年5ヶ月の間に放送時間が2回変更されており、終了後は特番として何度か放送されていた。2015年から2017年までは全く放送されていない。
その後は2018年正月の10周年記念で「新春レッドカーペット」として復活した。
当番組のコンセプトは「一瞬で笑えるお笑いショートスタイル」。
当然ネタ時間は1分しかなく、ネタ終了にコンベアー式のレッドカーペットに乗って退場し、その間にネタ審査をゲスト数名が評価する仕組み。
番組の最後に最優秀賞に相当する「レッドカーペット賞」を決める人を高橋克実が決めて、その人がレッドカーペット賞を発表する。
前述のお笑い革命の名の通り、今までにない(少ない)スタイルの番組なため、他局が真似る程のムーブメントとなった。
出演者
審査員 - 芸人以外の芸能人数名(レギュラーでは7名 / スペシャルでは9~11名)
出演芸人 - 毎回20組程度だが、30分拡大する毎に約10組増加する。(後述)
内容
通常なら4分程度のネタを1分程度に凝縮したため、1回で登場する芸人が他の演芸番組より非常に多いのが特徴で、多種多様な芸人やネタを見ることができる。
特に後半では審査員お気に入りの芸人がもう1ネタ披露するカムバックレッドカーペットが存在する。
そしてネタ披露後のレッドカーペット会員を呼ばれる審査員が審査し、合計得点で「満点大笑(特番第2回以降)」・「大笑」・「中笑」・「小笑」かを審査する。ただし満点大笑より下の評価になることはあまりなく、中笑以下は滅多に出ない。
その合計評価は、審査員の背後にある大型ビジョンで表示される。
出演芸人
出演芸人は無名に近い芸人・旬な芸人・ベテラン・落語家まで幅広い。
特に無名に近い芸人の出演経緯は、構成作家の推薦・オーディション・姉妹番組からである。
そしてこの番組で狩野英孝や柳原可奈子、渡辺直美など数多くの芸人がブレイクしている。
後に売れっ子芸人となるかまいたちやジャングルポケットなどいわゆるお笑い第六世代も多数出演している。
はんにゃやフルーツポンチなどこの番組でブレイクした芸人達がレギュラーを務める派生番組の「爆笑レッドシアター」も放送されていた。
この番組で数多くの芸人がブレイクしたが、短すぎるネタ時間ゆえにネタのレベル低下も招いてしまった。ギャグを連呼するのみのようなバラエティ番組向きではない芸人ばかりブレイクしてしまい、すぐに消えた芸人も多い。短期間に放送時間を二度も変更したことも番組の寿命を縮めてしまったかもしれない。お笑い第六世代を代表する番組のはずなのだが、消えてしまった芸人やステップアップできていない芸人が多すぎるためか、レッドカーペット世代より少し上の世代を第六世代と考えている人もいる。