概要
治癒魔法の間違った使い方は、「小説家になろう」にて連載中の「くろかた」の作品で、「第2回ライト文芸新人賞MFブックス部門」で佳作を受賞し、商業化した作品である。
正式タイトルは『治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~』。
web版連載中。
イラスト担当は、KeG。
書籍版はweb版とシナリオが書籍版11巻辺りから分岐しweb版より先に完結し全12巻。
8.5巻としてドラマCDのブックレット化もされた。
アニメ化に伴って書籍版続編である「治癒魔法の間違った使い方Returns」も2023年12月25日に発売された。
コミカライズ化もされている。コンプエースにて連載中の他、ComicWalkerでも配信中。
作画担当は九我山レキ。
既刊は8巻。
2021年8月15日にアニメ化が告知される。その後2023年5月にはテレビアニメとして放送される事が明らかにされた。
2024年冬アニメとしてTOKYOMX、AT-X、BS11にて放送された。アニメーション制作はスタジオアドとシンエイ動画の共同制作。
あらすじ
物語は、どこにでもいる非現実に憧れる少年の兎里健が同じ学校の犬上鈴音と龍泉一樹(と友達になった後、学校帰りに異世界召喚されるところから始まる。
その異世界では魔王が復活し、軍を率いて着々と勢力を拡大しており、その世界の国の一つであるリングル王国は勇者召喚という秘術を行使。結果、三人が異世界へと呼ばれた。
しかし、勇者適性があったのはカズキとスズネだけであり、ウサトは巻き込まれただけだと判明。その後使用できる魔法の検査をした結果、カズキは光魔法、スズネは雷魔法、ウサトは治癒魔法と呼ばれるものであると判明。
しかしその事を知った途端、リングル王国の人々は恐れおののきながら慌てふためき、混乱する三人をよそにローズという名前の人物が彼等の居る大広間へとやってきた事が伝わる。
そしてローズにウサトが治癒魔法を使えると伝わった途端、ローズは見惚れるような、それでもって恐ろしさを感じさせる微笑を浮かべ、ウサトをリングル王国の救命団に誘拐した。
その後に訪れる訓練という名の地獄を、ウサトはまだ知らない……。
主要な登場人物
※CVはTVアニメ版とドラマCD版とある。
特別なことに憧れるだけのごく普通の高校生。
ウサトのクラスメイトで生徒会副会長。
成績優秀、スポーツ万能で皆が憧れる生徒会長。
獣人の少女。
リングル王国救命団の団長。
リングルの森に住むブルーグリズリーの子ども。
関連動画
ティザーPV
関連タグ
同作者による別作品
外部リンク
(web版)『治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~』|小説家になろう
(小説版)治癒魔法の間違った使い方のシリーズ一覧|MFブックス
(漫画版)「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~」作品情報|コンプエース
ドラマCD『治癒魔法の間違った使い方』8.5 カバーイラスト&キャスト公開!|MFブックス