概要
作中では片仮名表記でウサトと呼ばれる事が多い。
本来異世界へと来るはずがなかったが、近くにいた犬上鈴音と龍泉一樹の異世界召喚に巻き込まれる形で異世界へと召喚される。
使用可能な魔法は体の怪我や病気などを治癒する事が可能な治癒魔法。
人物
極度の負けず嫌いであり、ローズのしごきについていく事ができた唯一の人間・・・であるのだが、仲間からはかなりの頻度で「常識外れ」や「化け物」などのありがたくない呼び名で呼ばれる。
得意な事はローズの顔真似と治癒魔法を用いた戦闘。
ブルーグリズリーという名称の魔物であるブルリンと、普段は梟になっているネアを使い魔にしている。
治癒魔法の間違った使い方一覧
- 治癒魔法常時発動
ローズ式治癒魔法戦闘術(仮)の基本で、全身に纏うように発動させ続け、筋トレの効果を高めたり、ダメージを即回復させることで疑似防御魔法としたり、火事場の馬鹿力の負荷を軽減して疑似バフ魔法としたりする。
発動にある程度高い出力と持久性、それに「自分を治す」センスが必要(自分を治せない治癒魔法使いも存在する)でコレができるのは作中でローズ・ウサト・ウサトの弟弟子になる人物の3名だけ。
- 治癒パンチ
これもローズ式治癒魔法戦闘術(仮)のひとつで、「救命団員として敵であっても相手を傷つけるのに抵抗がある」ウサトに伝授された。
治癒魔法を発動させたままの拳で殴る(蹴りもある)。傷は治ってしまうが接触時間が短いからなのか痛みと衝撃だけは残るので喰らった者は気絶や戦意喪失状態に陥る。
また自身の拳の損傷を気にせず殴れるので、物体破壊手段としても優秀だったりする。
- 治癒魔法弾
ウサトオリジナル技で治癒魔法を投擲する。なぜ投擲なのかというとウサトには魔法を射出・放出するセンスが皆無だったから。なお魔法には質量が無いため本当なら手に持つことができない…なぜウサトにそんな芸当が出来るのかは謎。おそらく「魔法を投げる」という明確なイメージと非常識な筋力が可能にしているのだろう。
離れた場所にいる対象を治癒できる他、筋力から生まれた運動エネルギーが乗っているからなのか当たると軽く悶絶するくらいの威力があるので目潰し・鼻潰し・飛び道具の迎撃にも用いられる。
- 治癒魔法破裂掌
ウサトをして禁じ手扱いさせた危険な技。魔力を上乗せして魔法を発動させる技術「系統強化」をわざと失敗して治癒魔法を暴走・破裂させるという代物。
緊急回避やパリングといった防御手段にしか使えない上に、反動なのか一時的に魔法で傷が治らない状態になるという割に合わない技になってしまったので、専用装備による補助を得るまでお蔵入りすることとなる。
関連タグ
おおとりゲン/ウルトラマンレオ:こちらも怪我で第一線から身を引かざるを得なくなった上司にトンデモな鬼のような特訓の数々(特にジープ特訓は有名)を課され、(実際演者も)死ぬ思いでそれらを乗り越え、成長していった。