「〜〜〜〜〜〜〜〜」
※この記事は単行本未収録のネタバレ情報を含みます。 |
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概要
日本刀を持つ高齢者。セリフは草書体のような書体で表記され、意識が混濁しているためかコミュニケーションが取れるかは不明。アニメではボソボソしたかすれ声になると思われる(台本にはかすれ声で適当にと書かれているらしい)。
プロフィール
名前 | 篁 |
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身長 | 163cm |
体重 | 48kg |
誕生日 | 9月18日 |
CV. | ??? |
人物
あまりの強さからスラーからは「殺連の亡霊」と言われており、「概念的存在」なのではないかと疑われている。一体いつからORDERに所属しているのか、殺連にとってどういう存在なのか、強さ以外の全てが謎だという。
キャラクターデザインは同作者の読み切りである『骸区』に登場した老人と思われる。
読み切りでは名前が出ていないため、同一人物なのか・骸区と世界観的な繋がりがあるかは不明。
戦闘
坂本「この人には勝てない、全員死ぬ」
居合抜きの達人。人間はおろか車の上半分を切断し、東京タワーの塔脚やビルといった建造物まで一刀両断出来る腕前である。
作中最強のキャラクターであり、他のORDERやスラーの一味が束になっても敵わない。
活躍
死刑囚編で本格的に初登場。戦いの余波により傾きつつあった東京タワーの脚の一部を居合抜きで切断し、バランスを取って倒壊を阻止する援護を見せた。
待たせていたタクシーに乗って移動したため、坂本を認識していたかは不明(坂本の方は居合抜きの殺気を感じ取って篁の存在をうっすら感じ取っていたようだ)。
その後、スラー一派に襲撃された殺連関東支部に姿を現し、関東支部の迎撃を一人で圧倒していた楽の右腕と右耳を切断して追い詰める。最終的には宇田による、捨て身の自爆に巻き込まれてしまい、スラー達を逃がしてしまう。
関東支部崩壊後の被害報告にある「行方不明者一名」とは篁の事を指しており、その後はしばらく姿を見せなかった。
「世紀の殺し屋展」編で再登場。殺連会長が坂本、南雲と有月(スラー)を特A級抹殺対象にしたことで3人を殺すために推参。スラー・南雲を軽々と一掃する。
坂本は、篁自身を止めるのは不可能と察し、武器である刀を消耗させて活路を見出す作戦に出たが、刃こぼれし始めたタイミングで放たれた坂本の銃弾を利用し、刀の刃を研ぐという芸当まで見せ圧勝。
間髪入れず、そこからさらにスラー一派との戦闘が始まるのだが、未だ衰えることのない実力を見せつける。
数話に渡って主人公をも一蹴する壮烈な戦いぶりを見せ、そのあまりの強さに『TAKAMURADAYS』でも始まるのかと思われたが…。
余談
- あまりにもでたらめな強さのため、読者から「ステージギミックみたいな理不尽な存在」として扱われており、公式でも「歩くマップ兵器」と紹介された。
- 普段のセリフは草書体のような書体で表記されているため何を言っているのか分からないが実は南雲に呼びかけていると思われるシーンが存在する。基本的にはなんと言っているのかわからないが、もしかしたらこれまでの全てのセリフも何を喋っていたのか読み解けるようになっているのかもしれない。
関連イラスト
関連タグ
ヴィザ:「作中最強格の戦闘力をもつ白髪で高齢の剣客」「建造物を切断した」「コピーに関する能力・性質をもつ白髪の敵に敗れた」など、共通点が多い。連載元も同じ。
166話にて、篁は殺意にのみ異常に反応するため、拘束が目的なら攻撃を察知できないと判断したスラーによって右腕の動きを封じられるが、
「テメェら俺のことボケてると思ってんだろ」
と、突然流暢な日本語で発言し、拘束されていた自分の右腕を刀で切断。切れ味が良すぎて筋繊維がそのまま生きているためくっつくという謎理論で切り落とした右腕をくっつけ、
「ったくこの世には…… 生かしちゃあ おけねぇ クズばかり……」
と言った瞬間ハルマを瞬殺、止めに来た南雲と坂本も軽くいなし、すぐ真上から攻撃してきた楽に右耳と右目を切られるが、意に介さずそのまま楽の心臓を刺して殺害。それを見ていた坂本と南雲を目に見えない速さで切り裂き、最後にスラーを殺そうとするが........
スラー「うううう声……声が…」
「誰だお前……」
「入ってくるな…!!」
相次ぐ仲間の死による精神的ストレスと、篁への恐怖によって自己防衛本能が働き、限りなく篁に近いコピーの人格を作り出したスラーに刀を奪い取られ、逆に両断される。
篁「チッ…」
こうして、作中で様々なキャラを蹂躙し、最後まで圧倒的な強さを読者に見せつけた最凶の老人はあっけなく命を落とした。
余談2
前述の「テメェら~」「ったくこの世には~」というセリフは作者の前作である骸区に登場する老人のセリフのセルフオマージュであり、突如として流暢に喋りだすという点も共通させている。