概要
cv:Ayano
皇神(スメラギ)グループに囚われていた能力者。なので、厳密には皇神グループに所属する能力者ではない。
対応する七つの大罪は嫉妬。かつて気弱な性格と第七波動能力者である事が災いし、同世代の少女からイジメを受けており、平穏に暮らしている人々に対して強い嫉妬の念を抱いていた。
所有する宝剣は「布都御魂(フツノミタマ)」。
なぜ実験施設に囚われていたというと、彼女の能力は、皇神グループの能力者の中で、最も凶悪な能力であるから。
解説は以下の通り。
第七波動(超能力)
魂を操り、無限の生命を紡ぐ生命輪廻(アンリミテッドアニムス)の能力を持つ。
つまり、生命を作り上げ、命を再生させるという実に恐ろしい能力である。
永遠の生命すら可能にする、まさに究極の能力であり、皇神もその価値に目を付け、研究していたが、彼女は自分の能力を制御できずに暴走させてしまい、彼女が収容されていた実験施設は一夜にして壊滅することとなってしまった。
その力を危惧した皇神の洗脳によって、好戦的な二次人格を植え付けられており、主人格は意志薄弱なこともあり、二次人格の言いなりになっている。
宝剣で変身すると第七波動が強化され、好戦的な別人格が第七波動を媒介に実体化、2人に分裂し、コンビネーション攻撃を仕掛ける。
更に、直視した相手を石化(仮死)状態にする特殊な光線を放つ<ジェラシックゴルゴン>等の強力な技を使用可能となっている。
メイン武器はクナイの形状に毒蛇の死骸をカーボン加工した『蛇手裏剣』。彼女の第七波動で蛇ゾンビとして蘇生し、不意打ち攻撃を仕掛ける。
スペシャルスキルは「RESURRECTION(リザレクション)」
廻る輪廻が生命を紡ぐ
不可逆の帳を超えて
魂よ、現世に還れ
効果は攻撃ではなく、倒された方をある程度回復させて復活させる。その効果の関係上、二人同時に倒さなければならず、タイミングがずれると延々と復活してしまう為、慣れるまで大変。
一応同時に倒さなくても復活回数に制限があるため力押しで倒すことも一応可能、倒す時間(ステージクリアにかかった時間に応じてスコアが増加したり逆に下がったりする)とダメージに気をつければ復活を利用してクードス(スコア稼ぎに重要な要素、なお攻撃を受けるとリセットされてしまう)稼ぎにも使える。
余談
ハロウィンに行われた人気投票では、元々の高い人気と、第七波動の能力がハロウィンと相性が良い事もあってか、主人公やヒロイン(エリーゼと異なりシアンとモルフォは別キャラ扱いの集計)を抑えて見事一位に輝き、彼女をメインに描いたPC用壁紙が配布されている。
上述の<ジェラシックゴルゴン>という技名を叫ぶのは能力をコピーしたアキュラであり<リザレクション>と異なり彼女たちは技名を喋らない、そもそも彼女たちが石化光線に技名を付けていたかすら不明。
設定資料では皇神グループの制服姿の彼女も描かれており、残念ながら本編で披露されることは無かったが、こちらも人気が高く、pixivでは制服姿を描いたイラストも散見される。
関連タグ
ツインズ(ロックマンエグゼ):同時に二体撃破しないと無限再生する敵キャラ
この先ネタバレ注意!!
実は、好戦的な二次人格は3番目の人格(エリーゼ3)であり、本当の二次人格(エリーゼ2)はあまりにも危険過ぎて皇神やエリーゼ3にも制御できず、深層意識の奥底に封印されていた。
エリーゼ1 (本来の人格)とエリーゼ3 が地下収容施設でGVに倒された際、魂の封印が解かれたことで実体化(初戦でエリーゼを倒した際、よく見ると蛇が一匹逃げているのが確認できる)。GVに倒された七宝剣を自身の第七波動で次々と復活させ、ラストステージ前のボスラッシュステージにエリーゼ1、エリーゼ3と共に登場した。
その際、エリーゼ3は「皇神の連中も、そいつ(エリーゼ2)の制御法見つけたのかもね」と推測していた。しかし、当のエリーゼ2は「アタシはァ…シィ〜ラなぁイィッ!」と返しており、七宝剣のリーダーである紫電も「エリーゼ2の制御に成功した」とは一言も言っていない、加えて設定資料等にもそのような記述は見当たらないため、本当に制御に成功していたのかは疑問である。
第七波動の力が三人格の中で最も強く、GVの攻撃が通じない(おそらく、驚異的なスピードで再生するため)。
多少敵体力が増えた程度の直前までのボスラッシュと異なりエリーゼ達の場合はエリーゼ2の攻撃が追加されているため再度行動パターンを憶える必要がある。
エリーゼ2の扱いとしては、”こちらからは攻撃が通じない敵”で、彼女を倒すには二度エリーゼ1と3を二人同時に撃破することで発生するイベントを起こす必要がある。
この時もエリーゼ1とエリーゼ3の復活回数に制限があるため(エリーゼ2のリザレクション後も二人の復活回数はリセットされることはない)こちらも力押しで倒すことも一応可能。
スペシャルスキルは「離The裂苦死ョN(リザレクション)」
死死死死死死死
死死死死死死死
死死死死死死死
「RESURRECTION(リザレクション)」のエリーゼ2版。エリーゼ1 とエリーゼ3を二人同時に復活させる。
完全無敵かに思われたエリーゼ2だったが、最期は能力者を狩る人物がある七宝剣の第七波動を基に製作した能力者の第七波動を無効化する特殊弾によって絶命する。
”究極の能力”を持つ彼女が”無能力者”によって倒されるという、皮肉な最期であった。
マイティガンヴォルト
初期配信時のボスにはいなかったがゲームアップデート後DLCを購入することで彼女が登場するバイオラボを含めた4ステージが追加される、それに伴いマイティガンヴォルトの公式ページでは彼女のかわいいSDイラストが追加された。
Steam版などでは3DSのDLCが初めから追加されている。
こちらでは雷撃鱗が使えないため蛇クナイ攻撃をガチ避けをしなければならなくなっており追加ボスでも一二を争う強敵である。
ジェラシックゴルゴンのような攻撃を仕掛けてくるが、ガンヴォルト本編での彼女達を先に知っていると確実に引っかかる罠であり、実は石化ではない幅広いビーム攻撃で彼女達の視線から目を背けようが避けなければ確実に大ダメージである。しかも避けるのが難しい。
こちらでは体力ゲージが二人で一つであるのでどちらか一方を倒せばクリア扱いとなる、なおエリーゼ2は存在しない。
ドット絵ながらきちんとエリーゼ1と3は顔部分などが描き分けられている。
倒すと他の能力者同様にガンヴォルト本編のような液化(?)ではなく、地面に人間の姿で倒れる。