概要
『たまごっち』のキャラクター。初出は2004年11月23日発売の『祝ケータイかいツー!たまごっちプラス』。
現在からすると信じられないかもしれないが、初登場時はまめっちと同格の扱いで、お世話を怠ると成長する立ち位置が確立したのは『プラスカラー』からである。
フラワーヒルズ出身。『じんせーエンジョイ!』からの性別は♀。
性格はとても心優しく、全ての花言葉を知っている、いかにも大和撫子的な少女。
学校生活を楽しくなるようにする絵本「学校生活応援シリーズ」では主人公として活躍した。
家族構成は母のままふらわっち、父のぱぱきざっち、兄のきざっち、ペットのはなたれぞーっち。
名前の由来は花の意味をする「フラワー」か。
ウラふらわっち
『ウラじんせーエンジョイ!たまごっちプラス』に登場。
背中に蝶の羽根と頭にアンテナ、更に頭の花が派手になっているのが特徴。
性格は誰をもメロメロにさせるほどの小悪魔タイプである。
ウラやんぐふらわっち
『ウラじんせーエンジョイ!たまごっちプラス』に登場。
お星さまに「頭の花が早く咲きますように」と願っている。
彼女は存在するが、普通のやんぐふらわっちは存在しない。なぜだ…。
漫画
GOGO! たまたま・たまごっち(ヤスコーン)
当初は脇役扱いで出番が少なかったが、『スクール編』及び『ふぁみりー編』以降出番が増えるようになり、後に主要キャラの一人になった。
めめっちとは親友同士。また、くろまめっちに気に掛かると言った好意的な一面も目立っている。
GOGO!たまごっち!(ヤスコーン)
アニメで見られる「花言葉の影響を受け勝ち」や「悪役に憧れる」といった描写は見られず、
以前のような優しい性格の持ち主として通されている。
アニメとは違いラブリっちがラブリンだという事は知らなかったが、2巻ではいつから気付いたなのかは不明だが、正体が分かるようになっていた。
あっちこっち たまごっちタウン(かがり淳子)
クラスのアイドル的存在で、やんぐおやじっち、はなっち、たらこっちに好かれているが、それに気付かないほど空気を読んでいない。
くろまめっちが好意をもった唯一の女の子。
料理の腕も上手で、朝一に植物に水遣りをするなど、大和撫子的なキャラになっている。
ちなみにまきこに嫉妬されていると言う設定があったらしいが、作中ではそのような描写は一切なかった。
アニメ
CV:佐々木日菜子
『さぁイコー! たまごっち』では第7話の主役の1人で、めめっちとの友情伝説を語っている。
また、オリジナルアニメではまめっち、くちぱっち、めめっちと共にマクドナルドでお手伝いをしていた。
『たまごっち!』では新たに「花言葉の影響に受け勝ち」と言う設定が加わり、情熱と言う意味の花言葉を受けるとなぜか悪役を演じたり、目を覚めるようなリズム感と言う意味の花言葉ではサンバを踊りだしたり、お喋りと言う意味の花言葉では早口でお節介になったり、野生的な美しさと言う意味の花言葉では野生化したりなど、当たってるのか外れてるのか分からない、歪んだ特性を持つようになった。
第25話Bパートでは「マホロッシー」と言う三色に変わるレア花により、ござるっちを運命の人と思いながらデレデレしたり(青)、失敗しても諦めないと言う熱血漢になったり(赤)、彼の対戦相手として襲い掛けたり(紫)と、とにかく暴走した。
第33話BパートでダークフラワーXになりきったりもしている。
海外では
海外では何かと色や名前にブレが多いたまごっち。
没キャラとして内部に存在するV2では、何故か「Korotchi(ころっち)」の名前で業者プレスに載っていた
(V2ではチューリップのような姿をした同名のたまごっちが存在する)。
V3では「Leaftchi(りーふっち)」という「身体が緑で、片方の花が水色」という亜種が登場。
このLeaftchi、公式画ではふらわっちのコピペ…*のようなものにしては、わざわざ「まつげが除去されている」という謎のこだわりが見られる。
V4から紫色の身体の「Violetchi(ばいおれっち)」で統一され、ブレる事はなくなった。
このVioletchiは「ふらわっちの双子の姉」という設定で、海外の公式Flashサイトでも「ふらわっちという名の妹を持つのは?」というキャラ当てミニゲームの出題文が存在する。
さすがにアニメでは身体の色を変更するのは困難だったのか、海外でもピンク色の身体で「Flowertchi」として登場する(日本でのスペルは「Furawatchi」)。
一方で、『マイたまごっち』では日本語版でも紫色の身体のままで、名前も「ばいおれっち」となっている。
何気に日本でばいおれっちとして登場したのは初である。