CV:こおろぎさとみ
TVアニメ放送のきっかけとなった劇場版第1弾『ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?』の上映が
成功したことにより、第2弾『うちゅーいちハッピーな物語!?』から初登場した。
まめっちが開発した発明品で、人々をハッピー(=幸せ)にするために生まれた小犬型のたまごっちである。
背中に羽根が付いているため、空を飛ぶ事が出来る。頭に付いているハート型のアンテナは、幸せであれば赤、不幸せな人物を目前にすると青に変色するようになっている。
言葉は話せるが、犬であるために『ワン!』と鳴き、語尾に『~アン!』をつける。
家族構成によれば、製作者であるまめっちとその妹のちゃまめっち、父のぱぱまめっちと母のまままめっち、そしてペットのばぐばぐっちと暮らしている。
ちなみに性別に関しては未設定、或いは存在しないらしい。
・・・と思いきや「カードでハッピー!たまごっち!」にて、女の子という設定が判明した。
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劇場版やアニメにおけるハピハピっち
劇場版第2弾で初登場した際は、ききっちが咄嗟に発した言葉をヒントにし、開発に進んだ。
殆ど開発に失敗し続けていたが、くちぱっちが食べていたクッキーとちゃまめっちが運んで来たジュース、めめっちが使っていた手鏡を誤って放り込んだために、ハピハピっちが誕生した。
そのためハッピーのお裾分け(幸せになっている人物から少しだけハッピーを補給し、その補給した分を不幸せの人物に与える)で多くの人々をハッピーにする事が出来た。
しかし、唯一無効化だったききっちが『頼んでもいないのにハッピーさせてくれるなんて迷惑だ』という中傷的な発言により、まめっちの指示でハッピーのお裾分けを一時禁止にした(しかしこれが原因で多くの人々の間に禁断症状を受ける)。
しかし無名の絵本の中で起きた事件をきっかけにハッピーのお裾分けを解禁した。
更にありったけのハッピーを放出しながら、崩壊しつつある絵本の世界を、ききっちと供に救った。
しかし補給していた全てのハッピーを使い果たすと死んでしまうと言うデメリットがあったため、周囲にはハッピーがない事で死に掛けていた。
そんなハピハピっちを傷付けてしまった事のあるききっちが涙しながら謝罪するものの、絵本の正しい結末を迎え、絶頂的なハッピーを得たシアワセーニョのおかげで、奇跡的に一命を取り留めた。
その後Youtubeで配信中のオリジナルアニメでも登場するようになり、まめっち達と行動するようになる。
『たまごっち!』におけるハピハピっち
劇場版の成功を伴い、2009年10月12日に放送したTVアニメ『たまごっち!』では、 劇場版やオリジナルアニメと同様、レギュラーキャラとして登場している。
まめっちやラブリっち達のたまともメンバーズの一人であるが、その中では唯一たまごっちスクールに通っていない。
更に劇場版やオリジナルアニメとは違い、ハッピーのお裾分けをする場面は一切なくなっている。
その代わり困っている人を反応するとアンテナが青く変色すると言うレーダー的な行動を見せるようになる。
ちゃまめっちと行動する事が多くなったが、ちゃまめっちが実験に失敗したまめっちのアフロを真似したいと言うホントにくだらねぇ理由でケンカし、ラブリっちの家まで家出をした事がある。その後は仲直りした。
またこの機会でテルリンとも仲良くなれた。
漫画におけるハピハピっち
ヤスコーン氏作の漫画『GOGO!たまたまたまごっち』では、劇場版第2弾公開を記念して、
第9巻の後半に初登場した。ただし漫画内の時系列では劇場版第2弾の出来事の以前から
登場した事になっている。もちろん作中には劇場版をベースにしたエピソードもあるが、
数箇所のみ省略されていて、補給したハッピーがなくなると死んでしまうと言う
デメリット設定はなかった事になっている。不幸せの人にハッピーのお裾分けをするのは
劇場版と同じだが、特に怒られそうな時にも使用して許してもらうと言う逃げる手段もする。
他にもこのお裾分けで痛みから出て来た星マークを実体化させたりと、不思議な効力を持っている。
特に赤と青に変色するアンテナを使って、自身をクリスマスツリーの頂点部分に飾れると言う扱いもw
作中ではよく舌を出している事が多い。
TVアニメ版をベースにしてリニューアルされた『GOGO!たまごっち!』では、
アニメ版とは違ってラブリっちの正体がラブリンである事に気付いていない。
更にラブリっちが主要キャラとして登場する事が多くなってから、姿すら
見当たらなくなるほど出番が少なくなった。