CV:釘宮理恵
概要
バンダイの携帯育成キーチェーンゲーム『たまごっち』を代表するキャラクターの1体。
第1期
初代たまごっちに登場。
まるっちからたまっちを通して一度もお世話ミスせず、しつけメーターを最大で維持すると言う、現在よりも難関な成長条件を持っている。
名前の由来は「忠実(まめ)」から引用した物で、決して「豆」から来た物ではない。
また、その名前が付けられるほど知識が高く、IQが250の天才である。
イラストとドット絵でデザインが全く異なり、後者では目が点で描かれている。
また、海外でのイラストはドット絵を元にしており、身体は青になっていた。
第1期のシリーズ内ではちょまめっちなど、彼の名を持った様々な亜種が登場した。
第2期以降
まめシティ出身のまめ族。『じんせーエンジョイ!たまごっちプラス』からの性別は♂。
発明が好きだが、失敗する物も多く、存在理由が不明な物も作り上げてしまう。
運動神経も長けており、スポーツも大の得意(くろまめっちには多少劣る模様)。
家族構成は科学者である父親のぱぱまめっち、同い年の友達に見えそうだが
正真正銘の母親であるままめっち、劇場版第1弾から初登場した妹のちゃまめっち、
同じく劇場版第2弾から初登場したハッピーをおくるたまごっちのハピハピっち、
そして鞄として扱えるペットのばぐばぐっちである。
くろまめっちとはライバル的存在だが、本人は別にそう思ってもいないらしい。
第2期ではまきこ・りんごっち・やんぐまめっちが活動する「まめっちファンクラブ」があったが、第3期ではその描写が見られなくなっている。
主役ポジションということもあり、たまごっちが発売開始された日と同じになっている。
ちなみに頭の黒い耳は、第1期では帽子と言う設定だったのだが、第2期では髪の毛のように扱われ、劇場版やアニメでは、発明に失敗すると爆発によってアフロヘアになってしまう。
赤いまめっち
『祝ケータイかいツー!たまごっちプラス 赤いシリーズ』に登場。
身体の一部が赤いほか、目付きがややきつく、熱血な性格をしている。
ちゃんとっち
『いえー!ふぁみりーイロイロ!たまごっちプラス』に登場。
しっかりものの学級委員タイプでもあり、まめっちの女版的存在。
あれ…?ちょひめっちがいるような…。
やんぐまめっち
『祝ケーターかいツー!たまごっちプラス』に登場。
性格がまっすぐすぎて時々おっちょこちょいな行動をする。
ウラやんぐまめっち
『ウラじんせーエンジョイ!たまごっちプラス』に登場。
ウラまめっちより自分の方がオモシロかわいいと思っている。
ウラまめっち
『ウラじんせーエンジョイ!たまごっちプラス』に登場。
本家よりも目が横に細く、逆に口は裂けているかのように大きい。また、尻尾が生えている。
特に秀才と言う面影も一つなく、逆に言えばギャグをよく飛ばすお笑い的なムードメーカーとして登場している。
漫才で言うと、ボケ役。
漫画
まんがで発見たまごっち 爆笑4コマ劇場(後藤英貴)
女の子の1人が飼っているたまごっち。
漫画に登場したたまごっちの中では最もまともなタイプ。
みんなでたまごっち(あべさより)
よくみみっちと一緒に行動をする。
他の漫画やアニメのように勉強しているところや物を作っている描写はない。
読者にたまごっちについて色々教えてあげたり、敵であるたまごっちに対して
優しくしたりと心がものすごく広い。
登場するたまごっち達を呼ぶときは必ず「さん」付けする(例:みみっちさん)。
他のたまごっち達がまめっちを呼ぶときは呼び捨て。
GOGO! たまたま・たまごっち(ヤスコーン)
あまりにも几帳面過ぎて、色んなことでミスしたり、周囲から呆れたりすることが多い。
例えばスイカ割りをするだけでスイカに公平になるように切れ目を付けたり、それを割るにも無駄な計算をしたり、ケーキを切る時も無駄な計算をしたりなど、何が何でも完璧にしようと言う完璧主義者でもある。
逆にギャグができないことでおやじっちに怒られたり、無理矢理見合いをさせようとするおトキっちに絡まれたりなど、散々な目に会うことも。
『ケーたま編』では歯医者として活躍したが、患者が来ないために暇な人生を送ってたことがある。
『スクール編』では学級委員として選ばれることが多いが、余り周囲から頼り過ぎたことで一時期大反対したことがある。
『ふぁみりー編』ではちゃまめっちが登場したことにより、彼女が目立つようになったことから出番が少なくなった。
このようにヤスコーン氏の漫画では、ほとんどは酷い目に会うことが多く、オチキャラと扱われることが非常に多い。
ちなみに作中では劇場版第1弾をベースにしたエピソードも公開したが、劇場版とは違って漫画版では暗所恐怖症と言う設定が取り除かれた。
GOGO!たまごっち!(ヤスコーン)
『たまごっち!』で追加された設定も加わっているが、TV出演することはなく、音痴でもない。
さらにアイドルには全く興味なかったためか、ラブリンの存在すら知らなかったことも。
ラブリっちの正体がラブリンであることに気付いてからは、ラブリっちをサポートするようになる。
『たまごっち!』をベースにしてリニューアルされたためか、前作における酷いオチ扱いもなくなった様子。
あっちこっち たまごっちタウン(かがり淳子)
めめっちとくちぱっちが起こすトラブルに巻き込まれるほどの苦労人。
そんな彼らがまめっちよりもあまりに目立ち過ぎているため、影が薄くなった時期もある。
作中ではよくあらゆる言葉の豆知識を読者に向けて説明するが、逆にネガティブな意味をする言葉でさえも平気で言うほど、天然と同時にどこか腹黒い。
特にまめっちファンクラブであるまきこ・りんごっち・やんぐまめっちのアプローチでさえも気付かないほど空気を読めず、常に真面目な性格となっている。
そのためギャグに向いておらず、無理にそれを言おうとしても通用せず、説明しながら落ち込んだことがある。
ドリルが大好きで、よくまめまめ研究所から失敗作品を持ち込み、改良したりするのだが、
それが原因でまめシティをゴーストタウンにさせてしまったこともある。
天才ではあるのだが、実家ではほとんど機械に任せっぱなしにしているため、料理と言った家庭的な行事が苦手。ポエムも苦手らしい。
アニメ
2007~2008年
『えいがでとーじょー! たまごっち ドキドキ! うちゅーのまいごっち!?』では暗いマンホールの中に落ちたことで暗所恐怖症になった。
ジ・アース(地球)からやって来た人間の女の子・たんぽぽとの出会いや、たまごっち星で起きた事件をきっかけに克服した。
オリジナルアニメではくちぱっち、めめっち、ふらわっちと共にマクドナルドで手伝った。
たまごっち!
落ち目的な特撮ヒーロー番組GOTCHIMANの大ファンで、テレビで見る他にもDVDやグッズを集めている。
自作のコスチューム「まめゴッチマン」や、GOTCHIMAN専用のアイテムなどを開発したことも。
ラブリっちの正体がラブリンだと知ってからは、彼女と共に数多くの番組に出演するようになったのだが、
- 刑事ドラマ『あんパン刑事(デカ)』では、怪盗パピヨン(ラブリン)を逮捕しようとする(現実で言えば恐らく捜査2課)あんパン刑事
- 時代劇ドラマ『ズバッ!ごっちがきる』では、盗賊団を制裁した武士まめのすけ
- 西洋ホラードラマ『キョーレツ! まめっち・ヴァンパイア』では、トマトジュースを好む(逆に血はダメ?)シスターラブリンのライバル及び悪役のまめっち・ヴァンパイア
- 海賊アクションドラマ『ラブリン!マリンブルー伝説』では、海賊の「元」船長のキャプテンまめっち
…など、なぜかラブリンとライバル関係と言う設定になっていることが多く、
ラブリンの人気を保つために、最終的には報われない有様で終わることが多い。
ドラマ出演をしている時は、その役目によって口調を変えることがある。
例えばあんパン刑事の場合は「オレ」と言う一人称で話すほどタメ口になったり、
キャプテンまめっちの場合はタメ口なのになぜかですます口調になったり、
まめっち・ヴァンパイアの場合は邪悪な紳士っぽい敬語で話したりする。
第7話Aパートでは、まめまめ研究所にあった機械の暴走でちゃまめっちとの体と入れ替わったり、
まめちゃまめっちと言うフュージョ…じゃなくて融合してしまったことがある。
同じく研究所に忍び込んで来たスペイシー・ブラザーズの一人であるピポスペっちの悪戯により、元通りになった。
かなりの音痴で、歌いだそうとした時には必ずと言っていいほどめめっちにより口にバナナを押し込まれることが多い。
ゆめキラドリーム、みらくるフレンズ
くちぱっち、めめっちと共にドリームタウンに留学するのだが、他人と距離を置く性格のいかりっちと同居する羽目になってしまう。
そっけない態度に戸惑いつつも、ホストファミリーになることを許してくれた彼とは積極的に仲良くしようと努力するが、いつも空回りに終わる(作ったメイド型ロボットを暴走させてしまったり、間違ってナイトっちの失敗でできた固すぎるお菓子や、ラブパパリっちのお菓子を上げて酷い目に遭わせたり)。
第4話ではいかりっちから大事な道具を盗んだ犯人扱いされ、第14話で彼のためにクリスマスの料理を作ろうと好物をこっそり調べるが、そのことを書いたノートを忘れて運悪く見られてしまい彼を怒らせてしまう。
第20話では、いかりっちに「夢なんて見るものじゃないんですね」といった際、「夢を諦めるのか!この負け犬め!」と逆上され、さすがのまめっちも不満が爆発、家出してしまう。
最終的にはひめスペっちの叱咤など、紆余曲折をへていかりっちの元に戻り謝罪した時も「なんだ、家出も諦めたのか。お前は何をやっても中途半端だな」と厳しい言葉をかけられている。
第22話で、ピアニっちの協力もあってようやく和解。
ここでいかりっちは家を去ったため、その後まめっちはミュージックカフェに移転することとなる。
第25話でパパピアニっちに音痴を直してもらい、『ゆめキラドリーム』後期や『みらくるフレンズ』のED、『GO-GOたまごっち!』後期OPの歌唱も担当した。
外部出演
『マリオカート アーケードグランプリ2』にゲストキャラとして登場。キノピオやミズパックマンと同様、スピードとハンドリングを兼ね備えた「軽量機敏タイプ」。
また、『2』で追加されたワルイージカップの「スタジアムアリーナ」「ワルイージスタジアム」には、たまごっち関係の看板もいくつか存在する。
普段こそよく見えないがチャレンジゲームのジャンプ中にスローモーションになるため、そこでしっかりと確認可能である。
『DX』では登場せず、『太鼓の達人』のどんちゃんが立ち位置を引き継いでいる。
他にも『太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目』では踊り子の一人として登場している。
余談
2021年の(あまりたまごっちと関係ない)ラジオ番組『TOKYO FM ホリデースペシャル たまごっち25しゅーねんBINGO!!!~ヒットソングをかけまくるだっち!~』では、時報などで時折まめっちの声が流れた。
釘宮がまめっちの声を担当したのは4年ぶりである。
関連イラスト
関連タグ
くちぱっち めめっち くろまめっち ちゃまめっち ラブリっち メロディっち ひめスペっち
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