概要
女性バージョンのパックマンで、正式名称は『ミズ・パックマン』。
1981年にバリー=ミッドウェイよりアメリカで発売されたアーケードゲーム。当初はパックマンのクローンゲームとしてリリースされた。
元々はマサチューセッツ工科大学の学生だったケビン・カランとダグ・マクレーが設立した「ゼネラルコンピュータ社」が作った『Crazy Otto』というパックマンの非公認亜流ゲームだったが、そのクオリティの高さから、アメリカで『パックマン』のライセンス販売を行っていたミッドウェイが承認し、『ミズ・パックマン』として発売され公式化したもの。アメリカでは元祖のパックマン以上のヒット作となった。
ナムコ側も承認しているものの、業務用は日本では発売されなかった。ただし、ナムコミュージアム等のオムニバス形式の家庭用には収録されている。
その後のシリーズではパックマンの妻として登場。パックマンは完全に彼女の尻に敷かれている模様。
パックマンとの間に二人の子供がいる。
容姿
外見はパックマンと同じ。睫毛と赤リップが女性らしさを彩る。
『ハロー!パックマン』以降ではスラリとした脚がチャームポイント。
権利関係係争
上記の通り、元々は非公認キャラだったミズパックマンでナムコ側も承認していたが、2000年代に入りゼネラルコンピュータ社の権利継承人達とナムコの間でロイヤルティに関して係争が発生。さらにその後ゼネラルコンピュータの権利を買収した「AtGames」とも係争が発生してしまう。そしてアーケードアーカイブス版パックランドでミズパックマンとその子の外観が書き換えられた上に、PAC-MAN MUSEUM+ではミズパックマンが削除されてしまう事となった。
なお、書き換えられたパックランドのミズパックマンは現在のパックマンの妻の設定であるパックマムが元となっている様子。
関連タグ
マリオカート:アーケードグランプリにて、パックマンやアカベイとともにレーサーとなった。