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ダブルキャスト

だぶるきゃすと

2人1役の意味。本項目ではソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたアドベンチャーゲーム『やるドラ』シリーズ第1弾について説明する。
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概要編集

1998年にSCEIより発売されたプレイステーション用ゲームソフト。

2005年にはプレイステーション・ポータブルにて移植版が発売された。

登場する2択・3択の選択肢を選んでストーリーを進行するオーソドックスなアドベンチャーゲームであるが、バッドエンドの中には猟奇的な表現を含むものがあり、トラウマゲームとして語られる場合もある。


やるドラ」シリーズの第一作として発売され、後藤圭二の絵柄と、それに見合わぬサスペンス展開で高評価を得た。

なお、プレイステーションのやるドラシリーズは「春夏秋冬」をテーマに四作発売され、本作は「夏」にあたる。夏なのに最初に発売された理由は、インパクトの強いものを最初に持ってくることで、後続の作品にも興味を持ってもらおうという販売上の戦略による。


あらすじ編集

大学の映画研究部に所属する主人公は、飲み会で倒れていたところを記憶喪失の少女・赤坂美月に介抱され、成り行きで行く宛のない彼女を自宅に住まわせることになり、奇妙な同居生活を始める。


一方、映研では『かこひめの寝屋』という映画を撮影しようとしていたのだが、このシナリオは曰く付きでかつて主演女優と監督が心中したという話があり、気味悪がって誰も女優をやりたがらず、学外でもいいからと一ヶ月の長期撮影に付き合える女優を引き受けてくれる人物を探していた。


そんな折、主人公は美月を映画のヒロインに推薦し、映研はついに映画撮影を始めるのだが、それと前後して、主人公の周りで奇妙な出来事が起き始める。


登場人物編集

大学映研の新入部員。

映研の飲み会で酔い潰され道端で倒れていた所を美月に介抱される。

記憶がなく行く当てのない美月を家に置く事にし、同居生活を始める。

映研では裏方を担当していたが、佐久間が怪我をしたため代役で男優を演じることになる。


記憶喪失の少女。一人称は「ボク」でボーイッシュな性格をしている。

成り行きで映画の主演女優に抜擢される。


映研の部長。良家の一人娘でセクシーな美人。

面倒見の良い性格で部員達からは慕われている。


主人公の同級生でカメラを担当。

密かに部長に想いを寄せている。


映研作品に出演する男優だったが、途中で怪我をしていまい主人公に一時的に役を譲る。

美月の過去を知る一人。


主人公の同級生でメイク担当。

メイクの学校への入学を希望していたが、親に反対され普通の大学へ通いながらメイクの勉強をしている。


映研の先輩で、とても筋肉質な肉体をしている。

バッドエンドになった際は、花園と一緒になってアドバイスしてくれる。


上記と同様。



関連イラスト編集

センシティブな作品DOUBLE CAST


関連タグ編集

やるドラ SCEI プロダクションI.G 後藤圭二

ヤンデレ みんなのトラウマ ジェノサイド


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