「やっはー、よしのんだよ‼」
概要
コミカルにデフォルメされたウサギ型で、右目に眼帯のような装飾が施されている。四糸乃の手によって動かされ、四糸乃が腹話術(※)で喋る正真正銘のパペット。
(※PS3で発売されたゲームでは、四糸乃が寝てる間によしのんが喋るシーンがあった)
実は、臆病さ故に暴発しがちな自分の力から世界を守ってくれるヒーローとして、四糸乃が生み出したもう一人の別人格。いわば四糸乃の勇気と慈愛の化身。
四糸乃とは対照的に性格は快活でお調子者。引っ込み思案な四糸乃の手を引く保護者的な存在で中々自分の気持ちを伝えることの出来ない四糸乃に変わって士道に様々(結構過激)なアプローチを仕掛けてくる。
なお、五感は四糸乃と共有しており、彼女を通してしか物事を認識できない(そりゃそうか…)。
ちなみに禁句は「パペット」と「腹話術」である。
余談
“デート・ア・ライブ つなこ画集 SPIRIT”で明かされた設定によれば、四糸乃が反転体化した際は、よしのんの人格が本体である四糸乃と入れ替わるらしいので、考えようによってはよしのんの正体は常に顕在化している反転体としての四糸乃の人格とも考えられる。
関連タグ
よしのんの真実(デート・ア・ライブ21巻ネタバレ注意)
よしのんは、病弱だった四糸乃に彼女の母渚沙が自らの分身としてプレゼントしたぬいぐるみであった。
(右目がボタンなのは宿敵との戦いで負った傷を隠す拘束具……もとい材料不足)
よしのんの名の由来は、この時のやり取りで名付けられたもの。(渚沙が『なぎさん』よりも『よしのん』のほうが可愛いと言ったから)
渚沙「面会に来れない日でも、いつも私は四糸乃のこと見守っているから」
四糸乃「……うん」
四糸乃はぎゅっとウサギのパペット――『よしのん』を抱き締めると、強くうなずいた。
四糸乃「大好きだよ……お母さん」
『よしのん』は四糸乃の心を守るための別人格である。それは、無意識のうちに渚沙をモデルに人格を形成していった結果と思われる。それはつまり『よしのん』は渚沙の分身として、今までずっと四糸乃を守ってきたのである。