黒白のアヴェスター
こくびゃくのあゔぇすたー
この世は善と悪に分かれている———
あなたの奇跡を教えてください
『神座万象シリーズ』第4作。
始まりの宇宙『善悪二元真我(アフラマズダ)』を舞台にあらゆる生命が善と悪の勢力に分かたれた世界にて繰り広げられる戦乱を描く中世風バトルファンタジー。
長らく謎に包まれてきた“第一神座”における最初の神座闘争を描いた物語である。
元々は『Dies irae PANTHEON』の1エピソードとして収録されるものを、独立・再構成したもの。WEB小説としてクリエイター支援プラットフォームEntyおよびFantiaにて製作・公開。毎週金曜19時頃に本編と設定集を交互に更新していた。
その宇宙は開闢以来、止むことのない争いに満ちていた
あらゆる生命が両極端な二つの属性に分かれており、互いが互いを敵視している
白と黒。光と闇。そしてあるいは善と悪
定義づけなど何でもよく、確かなことはただ一つ
彼と我は何があろうと相容れない
ゆえにどちらかが滅びるまで戦いは終わらないという了解だけ
彼らはこれを真我(アヴェスター)と呼んでいる
本能であり、生理であり、常識であるがゆえに
疑う余地のない真実として、誰もが敵を殺さなくてはならないと知っていた
これは、そんな冥府魔道の物語
真我の果てに無慙へ至る——殺戮の荒野を行く男の軌跡
(公式サイトより引用)
善の義者
悪の不義者
- 真我(アヴェスター)
作中における宇宙の法則。
全ての生命が持つ本能のようなものであり、彼らはその法則に疑いを持つことなく当然の常識として受け入れている。
大きく分けてルールは以下の5つ。
- この世は相容れない2つの属性に分かれており、争わなければならない。
- 自分や他人がどちらに属しているかは一目瞭然。
- それぞれの陣営には中核となる集団があり、それを短期間で滅ぼすことが勝利条件。
- 討伐に時間がかかると新たに欠員が補充される。
- 自己強化手段である『戒律』の運用方法。
最低限真我を理解できる者でも1と2までは理解しており、5までを理解している者は即ち、3に該当する者ということ。
- 戒律
真我に由来する特殊能力の一種。
自らにルールを課す代わりに、自己強化や特殊能力をもたらす。縛りを破ってしまえば破戒となり天罰が下される。天罰の内容は個々で異なるが、即死はまだ運がいい方に分類される。
また、一部の魔将が使用できる使い捨ての戒律『虚装戒律(パランギーナ)』や、星霊など上位の存在が下位の者達に課す『大義式戒律』など特殊な戒律も存在する。
- 星霊
天体という宇宙最強の種族。
この宇宙ではすべての星は魂を持つ生命であるが、その中でも高い潜在能力を持ち長い年月をかけて自我を獲得した者。それ故に星霊が若い星を乗っ取る『引っ越し』も可能。
星そのものを肉体として活動する『星体』、擬人化・擬獣化した姿の『魂体』という2つの形態を持つ。星霊もまた真我によって2つの属性に分けられており、中でも魔王は邪悪な星霊であることが多い。
極稀に通常の生命が星霊を倒し、その座を奪い新たな星霊になることもある。なお、ブラックホールは星の死後に残る現象であり、生命ではないため星霊も存在しない。
- 義者(アシャワン)・不義者(ドルグワント)
白と黒、光と闇などと定義される2つの属性。前者が善、後者が悪とされる。
不義者は個々の力が強く、義者は結束を力とする。数の善と質の悪という対立構図。
- 戦士(ヤザタ)
真我を十全に感じ取れる義者が聖王領域に召し抱えられ、星霊加護を与えられることで得る資格。
一騎当千の実力を持ち、聖王領域によって宇宙各地の民草の助けを求める声に応じ派遣される。
- 聖王領域(ワフマン・ヤシュト)
作中では主に聖王領と呼ばれる、善の中核となる集団。
守護星霊ウォフ・マナフと聖王を中心として多数の戦士が所属する。
- 勇者
善の代表者。
義者たちの本能や祈りを収束する器となった人物。
- 魔将(ダエーワ)
真我を十全に感じ取れる不義者。
数は少なく一つの星に1~2人しかいないが、弱い者でも戦士が集団で討伐に当たらなければならないほどの力を持つ。
聖王領域によって四級・三級・二級・一級・特級・魔王の6つの階級に分類されている。
- 我力
高位の魔将が使用する特殊能力。
意志の力で荒唐無稽な現象を引き起こす。
身体能力の強化から、何の変哲もない物体にあり得ない程の強度を持たせる等、実現できる事象は多岐にわたる。
無論、戒律と併用することも可能で、無理のある縛りを我力で成立させることもできる。
- 七大魔王
超絶個体とも呼ばれる悪の中核となる七人の絶対悪。
不義者の頂点に立つ者達であり、宇宙各地で猛威を振るう災厄。聖王領域は危険度によって彼らを序列化し、特に上位3名は複数の星を滅ぼす程の被害を出している。
- 転墜
善悪の属性が反転する現象。属性のみならず力の強弱すらも反転する。
極稀に起きること以外何も分かっておらず、一説には強い怒りや絶望を原因とするようだが詳細は不明。
書籍
以下全てとらのあな専売。
Web連載されていた本編を加筆・修正して収録。全4巻。
| 巻 | 収録内容 | 発売日 |
|---|---|---|
| Ⅰ『凶戦士』 | 序章~第4章 | 2020年5月4日 |
| Ⅱ『慙愧の空』 | 第5章~第8章 | 2021年2月5日 |
| Ⅲ『不変なるもの』 | 幕間・第9章~第12章 | 2021年12月8日 |
| Ⅳ『堕天無慙楽土』 | 幕間・第13章~最終章 | 2022年12月31日 |
- 設定集
連載時に公開されていた設定集をまとめたもの。
『PARADISE LOST』の外伝も収録予定。
発売日は未定。
- 外伝『誰がために剣を振る』
同人誌『神座七秘聖典』に収録。
本編の20年前を描く。
タイトルのアヴェスターとは『ツァラトゥストラはかく語りき』にも登場するザラスシュトラが開祖とされる、古代ペルシャ地方発祥の宗教ゾロアスター教の聖典のことで、本作の登場人物の名前や戒律等の名称はゾロアスター教やイラン神話に関連するものから取られている。
終盤でいきなり多元宇宙級にスケールアップする過去作とは違い、惑星破壊レベルの攻撃をする敵や味方が沢山出てくるので非神格級の戦いの規模はシリーズでもトップ。
今作は神座万象シリーズの第4作目に当たるが、既存の作品よりも過去の時系列にあたるため、これまでシリーズに触れた事のない読者でも楽しめるストーリーとなっている。
関連記事
コメント
スレッド
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る
PERSONA EPISODE OF SHADOW WORKER SIDE STORYPERSONA EPISODE of SHADOW WORKER ♯1
2014年4月7日、月光館学園高等部の始業式の当日、本作品の主人公である玖城樹下は昔から何度も見ている夢から目を覚ます。 遠い日の様な、まだ当分先のような…よく分からない不思議な感覚。 俺の記憶じゃない誰かの記憶だと思う。でもそれが確かに自分に起きていたことだという認識が無意識にある。 俺は俺を産んだ何かに抱かれている。それは俺をとても愛おしそうに眺めている。その隣ではおそらくその何かの番いが居て、それもまた俺を見ている。 嗚呼………鬱陶しい……俺は何故また産まれた? 八度の生誕と死を経て尚…何故また……… ───────────────────────── 人物紹介 玖城樹下(くじょう きつか) 基本情報 年齢 16歳 性別 男性 誕生日 5月11日 学校 月光館学園高等部 クラス F組 居住地 巌戸台分寮 外見 身長 164cm 体型 気持ちやや細めの男子高校生の体格 髪色 紫掛った黒髪(紫黒色) 目 赤い瞳 服装 学校では制服を着用、ブレザーの前は閉めて居らずカッターシャツはズボンから出した着崩し状態。私服は黒を基調としたシンプルで個性が少ないもの。 性格 内向的で人付き合いをあまり好まないが、友人に対しては親切。 一人で過ごすことを好む傾向があるが、必要に応じて行動を起こす。新しい状況に戸惑いながらも順応する力がある。 ※こちらの作品はハーメルンにて同一内容の小説を投稿しています。 重複読書にご注意ください https://syosetu.org/novel/366036/1.html ハーメルンでは内容が時折修正されますがこちらは一度投稿したら基本的に修正(更新、変更、加筆)はしません9,700文字pixiv小説作品
































