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神咒神威神楽

かじりかむいかぐら

『神咒神威神楽』とは、「らいと」が発売した電子遊戯。※当記事では原作に則り、横文字を排除して作成しています
目次 [非表示]

神州の東には妖異が棲む。土蜘蛛、鬼神、まつろわぬ化外の国。

湖に塩は不要。それが混ざれば必然として戦が生じる。これは紛れもない生存競争。


天(かみ)を知らぬ。地(みち)を知らぬ。死後の浄土も奈落も何も、

概念自体存在せぬからこの生にのみ総てを欲する。

他者への敬意や友情、愛などは、つまるところ素晴らしき我を彩る風流にすぎない。


その咒(な)、大欲界天狗道——魂の消えた魔界の理。

誰もが己を神と崇め、ゆえに誰も神に成れない。


皇都(みやこ)に集う益荒男八名。無道の太極に神楽を舞う。


そして今、神州・秀真のみならず、この世に生ける総ての者にとって運命の年が幕を開けた。

これより、激動となる一年間の物語──



「──太・極──」



「神咒神威神楽」


概要編集

「大欲界天狗道」という、人々が自分中心でしか物事を見られない理の下で独特の文化を形成した近世日本が舞台。

そんな世界で八人の益荒男たちと「化外」と呼ばれる異形の者たちとの死闘を描いた和風伝奇戦闘絵巻である。

前作と同じ製作陣の作品であり、基本的に横文字が使われていない作品なので当記事でも横文字禁止を徹底する。

神咒神威神楽は、二千十二年九月三十日に発売。

のちに発売された全年齢版である神咒神威神楽 曙之光はでは一部描写の差し替えられた他、新たな章や外伝等が追加されている。


※なお、前作を遊戯する事が必須と言ってよい。


物語編集

建国の起源を遡れば、異形討伐の戦に行き着く神州・葦原中津国。

諸将が天子の奉戴を競い合い、数多の血が流れた動乱の時代は、

国土の東半に未開の領域が広がっている事実が明るみに出たことで、急転直下を迎える。


東征戦争。


建国の英雄憚になぞらえて、穢土を制した者こそが天下を握れる。

そうした野望に取り憑かれ、侵攻した諸将たちは、しかし東の軍勢によって敗れ去った。

それは常軌を逸したものであり、人知を超えた魔であったという。


そして三百年。

敗北の事実と国家の疲弊を諸外国に悟られぬよう、鎖国体制に入っていた神州だったが、

東から流入する陰気の汚染と開国を迫る外異を前に、今や存亡の危機にあった。


ゆえに陰気を払うべく、そして列強と渡り合うべく、ここに再度の東征が幕を開ける。

負けられぬ戦い。

湖に塩は不要。

それが混ざれば必然として戦が生じる。これは紛れもない生存競争。

征夷の将となった久雅竜胆は、汚染によって半異形となった者らを率いて空前の戦に身を投じる。

その果てに、彼らはいったい何を見るのか。


登場人物編集

声優は全て曙之光版。

東征軍編集

夜都賀波岐編集

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他作品との関連編集

今作の脚本家の正田崇が担当した「失楽園」と「怒りの日」とは、名称に差異があれど設定と世界観を共有している。

これらを総称して神座万象しりーずと呼ばれている。

なお、本作は前作の女神の治世の興亡におけるとある人物の死によって発生した未来である。


関連絵巻編集

Dies irae Amantes amentesPC版も発売中

神咒神威神楽無間大紅蓮地獄


関連札編集

Diesirae light(ゲームブランド)

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