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御門龍水

みかどりゅうすい

御門龍水とは、light製作のアダルトゲーム「神咒神威神楽」の登場人物。咒皇百鬼夜行篇のヒロイン。
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概要編集

CV:美月 (PC), 小林桂子 (PS VITA)

神州の術師を束ねる御門家の跡取り娘。


 活発で芯の強い性格の少女。見た目も中身もまだまだ子供だが、それを指摘されると怒る。

御門龍明の養子であり、彼女のことを母刀自殿と呼んで敬愛している。また、摩多羅夜行の許嫁でもあり、彼に対しては一途で健気な愛情を抱いているが、相手にされることは少ない。

努力家だが空回りしやすい性質であり、夜行に認めてもらおうと陰陽術に傾倒しているが、それがかえって自身の適性を歪めている。

坂上覇吐曰く、「チンチクリン」。

龍明が後見人を務める久雅竜胆とは姉妹同然の幼馴染でもあり、彼女に対しても夜行とはまた違った意味での憧れを抱いている。


恵まれた環境にあるためか、自らの幸福を病的に信じている節がある。




蛇足編集

作中の行動などから『神咒神威神楽の変態筆頭』と名高い。(スタッフの満場一致で変態認定された)


戦闘能力編集

御門一門の術者として陰陽術を使う。一般的な陰陽師としてみれば一流、年齢まで加味すれば非常に優秀な術者であり、一応は龍明が認める実力を保持している。もっとも、周囲の者たちが化物過ぎて実力が霞みがち。

率先して戦闘を行うことはほぼ皆無だが、東征軍の他の術者である夜行は独断専行ばかりで言うこと聞かない、龍明は肝心な時いつもいないと言った体なので、何気に貴重なサポート要員として重宝されていたりする。


『先見、未来視』(せんけん、みらいし)編集

 龍水が有している異能。その名の通り、『未来を読む予知能力』であり、さらに歪みであるためか、『無数の未来から望む未来を無理やり引きずり出すこともできる』という一種の運命改変能力である。

ただし、龍水の歪みの汚染度が低いためにあまり大したことはできず、せいぜい達人域の攻撃を一度だけ避けたり耐えたりする程度に留まる。


太極(ネタバレ含む)編集

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正式名称不明。『幸福でありたい』『思う通りになればいい』という龍水の渇望を具現化した彼女の理。その能力は『自分が願ったことを実現させる』こと。因果を補正し、運命や不幸すら幸福な姿に捻じ曲げる。

「渇望」というものの根源にして最も純粋な姿であり、発現した異能も「願いを叶える」という太極の性質をそのまま形にしたような能力である。

それ故にか非常に万能性が高く、一つの渇望から多彩な枝が生まれている。


 龍水の無意識下でその力が行使され続けており、彼女が恵まれた環境にいるのも全てはこの能力のためである。

 一度この能力を自覚してしまえば、努力や気概は全て茶番となってしまうために、龍水にとっては知らない方がよいとされている。



 この渇望・異能は元来覇道型の典型であるが、龍水は全世界をどうこうするのではなく、あくまで個人的な幸せのためにこの異能を行使している。加えて、彼女の精神的成長に伴い、愛した人々に相応しい自分であれるよう、自分を高めるという方向にシフトしていった。そのため発現は求道型となっている。



以下ネタバレ編集

 彼女の能力は、自己に好ましい存在を引き寄せるに止まらず、自己の理想像の存在そのものを形成するに至る。それが摩多羅夜行であり、全てにおいて秀でている夜行の存在そのものが龍水の妄想から生まれたもの。

彼の持つ自己意識もすべて龍水が与えたものである(ただし、龍水にも夜行にもその自覚はない)。


関連項目編集

神咒神威神楽 御門龍明 摩多羅夜行

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