概要
粗暴で好戦的な義兄と異なり、穏やかで心優しい性格の可憐な少女。
見た目に反して心の芯が強く思ったことをはっきりと口に出す。
刑士郎を制御できる唯一の人間であり、完全に彼を尻に敷いている。
刑士郎に対しては深い愛情を抱いているものの、その愛はどこか歪んだ性質を孕んでいる。
異能
『禍津日神禁厭』
まがつひのかみのかしり。一種の運気操作。
本人が危機に陥ったとき、その不運を別の者に押し付けることで身を守ることが出来る。
ただし、発動した後具体的に何が起こるのかは本人にもわからない。
『天魔・血染花』
てんま・けっせんか。厳密には彼女の異能ではなく刑士郎の異能である。
彼がこの異能を使えば使うほど命が削られていく。
正体
前作Diesiraeの登場人物である、ヘルガ・エーレンブルグの転生体。
前世の記憶は無いが、その分ヘルガの「愛する者の糧になりたい」という渇望に強く縛られている。