概要
CV:谷口ケイ
神州に存在するあらゆる術士をまとめる大家、御門一門の現当主。cs版で追加された「最後之修羅」の主人公。
見た目は20代~30代の妙齢の女性なのだが、実際は80歳を超えており、それは本人も認めている。
曰く「若作りが得意」とのこと。
謎めいた部分が非常に多く、夜都賀波岐と面識があるような口ぶりをしたり、この世界で失われていた「魂」の概念を知っているなど。
等級は陽の拾。
歪みは無いものの神州最強の術者であり、東征において主にサポートで活躍する。
体術にも秀でており、術者でありながら陽の拾という極めて高い実力を有する。
関連項目
神咒神威神楽 Diesirae エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ
以下ネタバレ
正体
その正体は、Diesiraeの登場人物エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ。
第六天波旬から黄昏の女神を守る戦いでは、黄金の軍勢の一角として参戦。
しかし、黄金の敗死によって軍勢は瓦解し、彼女は消えるだけの存在となっていた。
そこを辛うじて夜刀によって魂を拾われ、夜都賀波岐の面々と同じく軍勢変生によって疑似的な太極位に引き上げられた。
つまりは疑似的な神格であり、天魔の一柱(西側からすれば本来は討つべき相手)である。
彼女の目的は夜刀の願いである「次代の可能性」を見つける事、すなわち「新たな覇道」と「自滅因子」を探すべく、己の随神相を封印して西へと渡った。
その後、初代御門を名乗って第一次東征を決行し、「歪み」を西側へと持ち込んで「新たな覇道」の誕生を促進した。
もちろん作中で言われている「今までの御門の記憶を受け継いでいる」というのは嘘で、そもそも龍明本人が初代御門であり、天魔達に詳しいのは当然である。
本来、この役割は夜刀の自滅因子である天魔・宿儺がやるはずの仕事だったのだが、皮肉な事に夜刀との繋がりが強すぎて穢土から出られなかった為、龍明に全て託す事になった。
また、かつて同僚だった大嶽とは、互いに懐かしさを感じている。
ちなみに、作中でたびたび言及される「師」とはあれの事。
彼から学んだ術を応用したものを、龍明が作中で用いている。
夜刀と共に、Dies勢の中で最も株を上げた人。
それは本編での活躍やCS版の外伝「最後之修羅」による。
能力
『修羅曼荼羅・大焼炙』
かつて彼女が使っていた創造「焦熱世界・激痛の剣」が疑似的な太極位にまで引き上げられたもの。
天狗道に染まった世界に潜り込む為に夜刀からの恩恵を捨て、彼女自身が本来持っていた黄金の恩恵による異能。
その火力は炎と雷の神格である天魔・母禮をも遥かに上回る。
詠唱は前作と同じものである。
顔文字
( `Д´)>)) д') シンニアイスルナラコワセ!
龍明の名言「真に愛するなら壊せ!」のシーンを表した顔文字。
そのCGの龍明がエルボーしているように見える事からこの顔文字が生まれた。
実際はエルボーではなく、張り手である。
ちなみに、このシーンはDiesiraeのとあるルートにおけるリザの張り手の意趣返しだったりする。
「失くしたものは戻らない。彼はそれを誰よりも知っているからこそ、刹那を愛したのではなかったか」
「その煌めきを、燃焼を、疾走したからこそ光と仰いだ。それはすなわち、未来を信じていたからに他ならん」
「邪神の理、おぞましい。自らそう弾劾し、器ではないと封じていたこの太極を、彼が憎悪の泥を纏ってまで展開したのは何のためだ」
「その先を願い、前を見ていたからだろう! この泥濘(ぞうお)の果てにも花は咲くと、信じていたからではないというのか!」
「それを貴様ら、揃いも揃って彼の憎悪(あい)に甘えおって! それが貴様らの報恩か! これが貴様らの絆なのか!」
「 笑わせるなよ甘ったれども! 真に愛するなら壊せ! 」
「彼もそれを望んでいる。そしてこれは、我が君の遺命である!」