概要
穢土に君臨する大天魔・夜都賀波岐の一柱。
常世という名称はあくまで西側が便宜的につけたものであり彼女の本来の名ではない。
普段は動く事の出来ない夜刀に変わり、首領代行として化外らを統率する役割を持つ。
夜都賀波岐の中では最右翼の一人とされており、西側への憎悪は誰よりも強い。
夜刀に対して深い愛情を抱いているが、ある理由によりその思いを口に出す事は無い。
『太極・無間衆合地獄』
たいきょく・むげんしゅごうじごく。
穢土を維持するための動力源・心臓としての機能と、
愛する者を取り込み、より強大な存在として出産する子宮としての機能であり、
自分を含む、夜都賀波岐天魔八柱の魂を生贄に捧げることで主柱・夜刀を新生させることができる。
その正体
前作『Diesirae』におけるテレジアとイザークの残滓の融合体。
それが天魔・夜刀こと藤井蓮によって軍勢変生させられた存在である。
詠唱
蘇る そう あなたはよみがえる
私の塵は短い安らぎの中を漂い
あなたの望みし永遠の命がやってくる
種蒔かれしあなたの命が 再びここに花を咲かせる
刈り入れる者が歩きまわり
我ら死者の 欠片たちを拾い集める
おお 信ぜよわが心 おお 信ぜよ 失うものは何もない
私のもの それは私が望んだもの 私のもの それは私が愛し戦って来たものなのだ
おお 信ぜよ あなたは徒に生まれて来たのではないのだと
ただ徒に生を貪り 苦しんだのではないのだと
生まれて来たものは 滅びねばならない
滅び去ったものは よみがえらねばならない
震えおののくのをやめよ
生きるため 汝自身を用意せよ
おお 苦しみよ 汝は全てに滲み通る
おお 死よ 全ての征服者であった汝から 今こそ私は逃れ出る
──太・極──
随神相──神咒神威・無間衆合