概要
身長:141cm 体重:30kg
序列 | 第六位 | ルーン | 復活 |
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魔名 | 太陽の御子 | 大アルカナ | 隠者 |
生年月日 | 1942年8月31日 | 占星術 | 処女宮 |
位階 | 流出(擬似) | 発現 | 覇道型 |
聖遺物 | 聖櫃 | 武装形態 | 事象展開型 |
聖槍十三騎士団・黒円卓第六位。
魔名は「太陽の御子(ゾーネンキント)」
初代ゾーネンキントにしてリザが産んだ双子の兄であり、アイン・ゾーネンキント。
氷室玲愛の祖父にあたる黄金の髪と瞳を持った少年。
ヨハンは双子の弟。
父親は誰なのかは騎士団内でも物議が醸されたが、リザは黙して語ろうとしない。
一体どこの金髪イケメンのことだろう。
来歴
第二次大戦中、リザは黄金練成の実現の核となる翠化の枠であるゾーネンキントを作り出そうと研究を続けていた。その数多の子供を犠牲にし続けた研究の中で、彼女は「異常なものを生み出すには異常なものを親にすればいい」という仮説に達する。だが、その仮説を実証することができずに研究が行き詰まる中、副首領カール・クラフトは彼女に「近々極上の死体ができる」と囁く。
1942年6月。
奇しくもその時、ラインハルトはヴァレリアの魂を移す実験のため、その魂を肉体から切り離していた。リザはその隙に自らの聖遺物『蒼褪めた死面』を用い、魂無きラインハルトの肉体(=死体)を操る事で子を身籠った。
そして、その2ヶ月後、常人の5倍もの速さで成長する『異常』そのものと言えるイザークが誕生する。
イザークはその後も目覚しい成長を続け、騎士団の求めたゾーネンキントとして不足ない資質を示す。だが、その異常すぎる姿があまりにも父親に似すぎていた為に実母であるリザですら彼を愛する事ができなかった。
その為、誰からも何も与えられることなく育ってしまい、イザークは全てを飲み込む虚無と化していく。その唯一の例外が実の父であると思っているラインハルトであり、その為に彼の道具としてのみ存在するという自らの在り方に一片の疑問を抱くことすらない。それでいてそれを認められる事がなかったために、完璧なる歯車として完成される。
1945年のベルリンで行われたラインハルトの創造である「城」の永久展開する際、その魂は魔城の核、『心臓』と化した。
魂のみが魔城に行っただけなので、肉体そのものはベルリン崩壊の20年後までは存命し続けた。
その間に魂の抜け殻となった肉体を用いて子が創られ、直系の孫にあたる氷室玲愛に至る。
能力
聖遺物は「聖櫃」、すなわち1945年に8つのスワスチカが開かれたベルリンそのものである。
位階は疑似流出。
「壷中聖櫃・不死創造する生贄祭壇(ハイリヒアルヒェ・ゴルデネエイワズ・スワスチカ)」はラインハルトの創造を永久展開するための能力であり、イザークは永久展開・現世への流出に分けられたうちの前者を担当している。
本編では
香純・螢ルートでは語られる事はあれど基本的に登場しない。
マリィルートでは、肝心な局面でラインハルトに蔑ろにされてしまった為に、それが決戦の勝敗に大きく左右する事となった。
玲愛ルートでは物語の鍵を握るキーパーソンとなる。
他作品での活躍
マリィルートのifの続編である神咒神威神楽では、とある人物の一部として登場する。