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センシティブな作品

「 にゅ?」

「 どんなに嫌われても どんなにいじめられても どんなに虐げられても

  それでもやっぱり 一人じゃさびしいんだ 」

「 ここにいる子供はみんな不幸だ。自分が不幸だから、自分より不幸な者が必要なんだろう・・・」

概要

年齢18歳(原作では推定15歳)
身長162㎝
体重48㎏
CV小林沙苗

本作のメインヒロイン

ディクロニウスと呼ばれるミュータントの女性。「にゅう」も「ルーシー」も本名ではなく、前者は主人公のコウタによってつけられた名前、後者は国立生態科学研究所に捕われていたときにつけられたコードネームである。

『ルーシー』としての本来の主人格および、『DNAの声』『にゅう』の3つの人格を持つ。

容姿

艶やかな桃色の髪と、赤色の瞳をもつ。

幼少時代はショートヘアだったが、物語では一貫して長髪であり、原作での終盤にてDNAの声に意識を乗っ取られた時と、アニメ版の終盤では一時的に子供時代と同じ短い髪になった。

人物像

基本人格と生涯

産まれる子が必ず生殖機能を持ったディクロニウスになるという遺伝子異常をもった母親と、人間の父親との間に産まれた子供。

出生後まもなく実父により捨てられ、養護施設に預けられていた。

母親は娘の身を案じてルーシーを探していたものの、その後研究所の手によって捕らえられ、角沢長官に無理強いされ男児(ルーシーの異父弟)を身ごもってしまい、出産直後に自殺。

ディクロニウスの固有能力である「ベクター」という肉眼では見えない腕を用いて、DNAの声に従うよう人類を殺し続ける少女。ベクターの射程は約2mと短く、アニメ版では最大本数が4本だが、力に関しては全ディクロニウスのなかで最強を誇る。

ぶっきらぼうかつ相手を遠ざけるような言動がうかがえるが、それは後述の過去に因るもの。しかしコウタなど、自分が心をひらいた相手には表情豊かな一面も見せる。人類への殺意は抱いているものの、たしかな幸せを感じていた思い出を忘れずにいたり、自分が大切に想うものは何があっても守り抜く信念をもつ。

施設では頭部にがあったため子供達に虐められ、また施設の職員からも内心気味悪がられていたことを知る。その矢先にこっそり面倒をみていた子犬をいじめっ子に殺され、それをきっかけにディクロニウスの力に覚醒。DNAの声に従いいじめっ子達や子犬の存在を密告して裏切った少女を虐殺したのちに逃走。その後は民家の人間を殺害して一夜の宿や食糧を得ていた。

やがて当時幼かったコウタと巡り会い、自らを疎んだり偏見をもたずに接してくれた彼に恋心を抱くまでになるが、夏祭りにて彼がユカに抱きつかれているのを見て嫉妬の感情を抱いた事でDNAの声につけこまれ、お祭りの会場や列車の車内で一般人を虐殺。コウタの妹のカナエと彼の父親を殺めてしまう。やがて研究所に捕獲されて監禁されていたが、角沢教授の企みにより脱走し「にゅう」の状態でコウタと再会する。

やがて蔵間マリコとの戦いで角を折られ研究所に連れ戻され、ディクロニウスの異父弟(父親は角沢長官)と角沢長官本人に仲間になるよう誘われるが、これを拒否して「自分達の血を残すべきではない」との思いから異父弟と長官を殺害、コウタに彼の家族を殺めてしまったことを謝罪するべく彼のもとへ向かうが、銃撃されたコウタを救うため彼の傷口をベクターの力を使って塞ぎ、彼を攻撃から守るために体組織が溶けてしまった。

それでもなおコウタを守ろうとし、世界を滅ぼそうとするDNAの声をにゅうの人格とともに押さえ込みつつ、彼にベクターで銃を手渡し、8年前にコウタに言ったこと「もし自分が他の誰かを沢山殺すようになったら自分を殺して欲しい」を叶えてもらい、その生涯を終えた。

エピローグで彼女の本名は「」であったことが判明する。

DNAの声

ディクロニウスが本能として持つ人類に対する殺意が人格として形成されたもの。

ルーシーの嫉妬や怒り等の感情に乗じて殺人を犯させ続けてきた。

終盤では人類の滅亡を計る。

にゅう

本編冒頭で、研究所から脱走する際に銃撃により頭部に衝撃を受けたことにより産まれた人格。コウタに助けられ楓荘に居候する。

当初は「にゅう」としか喋れず、知能もかなり退化していたためコウタにこの名をつけられた。

やがて徐々に言葉を喋れるようになり、普通の少女として生活できるようになる。

この人格はルーシーが「角がなければ、こうありたかった本当の私」であり、実際ルーシーが男勝りな口調なのに対してにゅうは丁寧な言葉遣いの女の子らしい口調である。

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  • 純白はそれ故に穢れる

    ※まずはエルフェンリートの原作か、アニメをご視聴下さい。(前者を強く推奨します) ディクロニウスの女王蜂、唯一、彼女たちの中で生殖機能を持つ彼女が、人間を憎み殺しまわるまで、確かな経緯がありました。 遺伝子に刻まれているからこれは仕方がないことだ。と、彼女の本能がそう告げる。艶かし囁く。 だがしかし、本当に敵対するしかなかったのだろうか? 幼少期の”コウタ”との出会いが彼女を少しずつ変えていったように、本当なら、敵対することさえ起こりえなかったかもしれない。 孤児院での些細な出来事が、彼女を”本物の鬼”に変えてしまった。 という感じのスタンスで、書かせていただこうと思います。

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