ディクロニウス
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でぃくろにうす
ディクロニウスとは、漫画「エルフェンリート」作中に登場する種族。
正式名称は「二觭人(にきじん)」。
頭に小さな2つの角をもつ亜人類。
内部的な特徴として、松果体が卵ほどの大きさに発達しており肉体の腕の他に「ベクター」という見えない腕を複数持つ。
「ベクター」は人間の男性に「ベクターウイルス」を感染させるためのものだが、生身の手のようにものを掴んだり、高周波の微振動を発して人体をも切断することが可能。
ただし、ベクターの力は細胞をつなぐ力を使っているため使いすぎると体が溶けてしまう。
元々は「ルーシー(にゅう)」こと「楓」の母親が突然変異で「生まれた子が全てディクロニウスになる」体質を持っていたことから生まれた新しい種族で、本作では生殖能力を持ったディクロニウスはルーシーとその異父弟のみである。
ベクターウイルスに感染した人間の男性が人間との間に子を設けると、その子供は全て生殖能力のないディクロニウス「ジルペリット」になる。
本能として人間に対する憎しみが備わっており、3歳をすぎると些細な感情の高ぶりからベクターで人を平気で惨殺するようになる。
ただし、この攻撃性は個体差がかなり大きくナナのように攻撃性を自制できる人懐っこい者もいる。
本編開始時点では「国立生態科学研究所」という孤島に設立された施設に多くの個体が監禁されており、ほとんど虐待・虐殺とも言える実験の対象とされてきた。
その研究の成果として、前頭葉を一部切除し「アジナー」という機器を埋め込まれ研究所側の手先となり「こちら側のディクロニウス」と呼ばれるようになった数人がいる。
しかし彼女らを作り出すために多くのジルペリットが殺されている。
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※まずはエルフェンリートの原作か、アニメをご視聴下さい。(前者を強く推奨します) ディクロニウスの女王蜂、唯一、彼女たちの中で生殖機能を持つ彼女が、人間を憎み殺しまわるまで、確かな経緯がありました。 遺伝子に刻まれているからこれは仕方がないことだ。と、彼女の本能がそう告げる。艶かし囁く。 だがしかし、本当に敵対するしかなかったのだろうか? 幼少期の”コウタ”との出会いが彼女を少しずつ変えていったように、本当なら、敵対することさえ起こりえなかったかもしれない。 孤児院での些細な出来事が、彼女を”本物の鬼”に変えてしまった。 という感じのスタンスで、書かせていただこうと思います。8,649文字pixiv小説作品野獣先輩ディクロニウス説(エルフェンリート)
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