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概要編集

研究所内にて「35番」とよばれているディクロニウス(作中の女性型ミュータントのこと)であり、蔵間の実の。僅か5歳で最強のディクロニウスでベクター数26本、長さ11mとディクロニウス中最大である。


本名、フルネームの明らかじゃないキャラが多いエルフェンリートの登場人物の内フルネームが判明している数少ないキャラクターである。苗字が判明したのは蔵間の実の娘であるから。


性格編集

センシティブな作品

子供の無邪気さがそのまま殺戮衝動に結びついた性格。生まれてから隔離されて育ったため倫理観に欠けており、人を見るたび惨殺するほど凶暴笑いながら人を殺すほどの残虐性をもつ。

ナナと対峙したときには、ナナを全裸に剥き嬉々としながらいたぶるなど非常に嗜虐性の強い性格でもある。(昆虫の羽根をむしる子供のそれ)。

上記の性格と能力のため非常に危険で全身数箇所に爆弾が仕掛けられており、研究所から出るときは携帯電話に仕組まれたコントローラーで爆弾を制御され、30分ごとに認証コードを入力しないと爆発されるようになっていた。

しかし、一方で年齢相応の子供の面もあり、ナナの反撃によりベクターを発動できなくなった際には泣き喚くような面があった。また、実の両親(蔵間)に対して強く渇望しており愛情を求めている。


作中での顛末編集

蔵間の妻・ヒロミが不妊治療の末やっと授かった子供として帝王切開で出生。

しかし、蔵間がディクロニウスのウィルスに感染していたため、ディクロニウスとして生れ落ちてしまう。ディクロニウスの子供は殺処分しろと言われていた蔵間によって絞殺されそうになるも、わが子を守るため暴れたヒロミによって守られる(この際ヒロミは術後のため大量出血を起こし意識不明になる)。その後再び蔵間によって絞殺されそうになる。そのとき命がけで蔵間を止めようと説得しにきたヒロミの最期の言葉を聞いた蔵間はマリコを殺さないことを決意する。それから5歳になるまで研究所の厳重な監視下で隔離される。


ルーシーを連れ帰るため、角沢長官の指示(という名の目論み)で捕縛している容器から出されたが、その際に母親代わりに世話をしていた斉藤をベクター(ディクロニウスの器官のひとつ見えない腕のような形)で真っ二つに引きちぎり殺害、更に引き続いて白河も殺害しようとするが、斉藤が死ぬ間際に爆弾の起爆スイッチを押したためマリコの右腕が爆発、マリコが右腕を爆破された激痛によってベクターが出せなくなっている隙に白河に捕縛され言うことを聞くように強いられる

自力で歩くのが難しいほど痩せ細っていたため研究所から外出する際には車椅子に乗っており、右腕は義手となっている。


その後、紆余曲折を経てルーシーと対峙することなるが、隙を突かれた際にルーシーのベクターによって両脚を切断され、更に保安装置(携帯電話に内蔵された制御装置から30分以内に認証番号を入力しないと爆発する仕掛け)も破壊されてしまい、体内に仕組まれた爆弾の起爆猶予時間が過ぎて爆発し死亡。


関連タグ編集

エルフェンリート 爆弾

マリコ(エルフェンリート)(表記揺れ)


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