CV:宍戸留美
概要
人物
ももこ・みやこ・かおるが通うジュニアハイスクール近くにある和菓子屋『きんとき堂』を営む少女。15歳。
店は他界した両親から受け継いだもので、出前も行っている。
常連客である大学生の荘一郎に想いを寄せているが、引っ込み思案な性格故に告白出来ないままでいる。食品を扱う職業柄化粧はできず、自分の容姿に自信を持つ事が出来ない一因にもなっている。
ミス・ベラムが店に忘れた口紅を手に持っていた状態で黒い光を浴びてしまった事から、後述のセデューサに変身する体質となる。
セデューサ
桜子が口紅を塗ることでモンスター化した姿。
黒い光を浴びてからしばらくは異常はなかったが、ある日偶然足を運んだ化粧品店で店主に勧められるがままに試供品の口紅を塗った事からセデューサへと覚醒した。
桜子はセデューサだった時の記憶は持っておらず、セデューサも自身が桜子だという認識は持っていない。
誰よりもきれいな女性になる事が世界征服に繋がると考えており、アクセサリーや服といったファッションに関連する物を盗んでいた。
第45話Bパートで荘一郎に正体を知られてしまい、当の荘一郎も最初は強いショックを受けていたが、モンスターと付き合う恐怖や異常さよりも彼女への想いが強いことを悟り、現実を受け入れてパワパフZから彼女を庇い、セデューサも自分を桜子として認識できるようになった(その後の第50話では、カレがセデューサの宛名で送った招待状が桜子の元に届いた際は何も知らない彼女が自分の正体に気づかぬよう、荘一郎が上手く誤魔化しつつ招待状を破棄している)。
作中での悪事が桜子の「魅力的な女性になって荘一郎に振り向いてもらいたい」という願いが反映されたものである事から、極悪非道な悪女だった本家とは違い比較的マイルドなキャラクターとなっている。
戦闘能力
化粧により他者に変身できる能力を持つ。肌の色は変えられないギャングリーン・ギャングのグラバーのものとは違って、本人そっくりの完璧に近い状態となる(ただし化粧や香水の匂いによって看破された事もある)。
髪の毛を自在に操る能力を持つ他、接近戦による体術にも秀でている。しかし、バターカップのハンマーに衝突し気絶する様子などから身体能力自体は人間と同程度である。