ナレーターさん「ウィ~ジ~♪まぁとにかく、今日も街が救われた(*^。^*)」
ナレーターさん「んおっ?でもちょっと待って。3人の様子をこっそりと観てるヤツがいるぞ?こりゃ誰?(・o・)」
ナレーターさん「おっ、大変だ!コイツ、コイツ○!※□◇#△!…知ってるけど名前は言えない💦物凄い悪いヤツで、おっかないヤツで、やる事も汚ったな~いの!名前を言うだけでもゾ~っとするの!!だから誰もコイツのことを名前では呼ばないんだ(;゚Д゚)」
ナレーターさん「この怖~い悪党の話をする時、皆ただこう呼んでいる…(;´д`)」
ナレーターさん「『カレ』…」
概要
CV:トム・ケイン、吹:園岡新太郎/川原慶久(2016年版)/中尾隆聖(パワパフZ)
赤い肌のスレンダーな悪魔。一人称は「アタシ」。
海外名は『Him』。
ハイヒールのロングブーツをはいて、両手はザリガニのハサミのような形状をしている。普段は裏声のオネエ口調だが、キレると一人称が「俺」になる等、言葉使いが乱暴になる。体型を維持するためにエアロビをしている。また、市長はカレを見て美しい女性としている。
「カレ」という呼称はあくまでも別称で、一応本名もあるが、作中の人物らはみな恐怖のあまり、たとえ面と向かっている時でもそれを口にせず、「彼(カレ)」と呼んでいる(当人も自ら「カレ」と名乗るシーンもある)。
心理攻撃や催眠術が得意で、バブルスのお気に入りのぬいぐるみであるオクティを操った腹話術でバブルスを唆してブロッサムとバターカップを仲間割れさせたり、ユートニウム博士をはじめとするタウンズヴィル市民(ナレーターもカレによる被害を受けているが、こちらは愛嬌ある言い方の悪口)を操ってガールズを襲わせたこともあったが、いずれも失敗に終わっている(前者はカレに捕らわれたバブルスを救うべく、ブロッサムとバターカップが和解している。しかし後者ではガールズがカレを倒すためとはいえ、(博士やナレーターを含む)操られた人達を問答無用でボコボコにし、病院送りにしてしまった。勿論ガールズも事件解決後に猛省して深く謝罪しているが、正気に戻った人達は満身創痍ながらも笑ってガールズを許しており、和解している)。本人曰く、「同じ悪さはしない主義」とのこと。
ガールズ最大の宿敵であるモジョ・ジョジョをはじめ、他の悪者達にも一目置かれるほどの屈指の強敵(モジョもシリーズ前半まではカレのことを「閣下」と呼び、敬語口調で話していた)で、その立場ゆえ他の悪役の被害を被ることはほとんどない。
ちなみに、「カレ(彼)」という呼び名は、欧米諸国では悪魔の名を口に出すこと自体が不吉な事とされているため。要は、名前を呼んではいけないあの人扱いである。
パワパフZでの設定
黒い粉を操り、モンスターを誕生させている全ての元凶、本作のラスボスとして登場。この黒い粉や黒い光の性質は動植物どころか器物の負の感情などに反応してモンスターを生み出す。
かつては江戸時代に出現し、江戸中を恐怖と混乱に陥れるが、「大江戸ちゃきちゃき娘」の活躍によって心と身体を分離され、身体は棺に封印された。しかし、肉体が封印されている洋館に大量の「ケミカルZ」の黒い光が降り注いだことで、白い光の力による封印から現代へと目覚めた。
本家と同じく極めて邪悪かつ残酷な性格の持ち主で、パワパフZを仲違いさせるなどの凶悪な悪事を好んでいる他、モジョたち他のモンスターのことも平気で利用している。その一方で第43話Aパートでは美味しいスイーツを作るための食材集めにガールズを騙して利用するなど、どこかお茶目な一面を見せる。普段は女口調だが、憤慨すると言動が荒くなる点も本家と共通。
モジョたち他のモンスターをも凌ぐ圧倒的な戦闘力を誇り、暑さのエネルギーを吸収することで強化・巨大化したり、溶岩を操ることができるが、寒さが弱点であり、氷に当たっただけで身体が小さくなり、戦闘能力も低下する。