本項では「パワーパフガールズ」「出ましたっ!パワパフガールズZ」の両作について記述する。
概要(パワーパフガールズ)
モジョがパワーパフガールズに対抗するため刑務所の独房の中で作った男の子たちで、見た目はガールズ達を男の子に仕立てた感じそのもの。
キスで死ぬことで有名。
材料は囚人の腋毛・カタツムリ・犬の尻尾(ガールズ同様マザー・グースの一節に由来)に、ケミカルXの代わりにトイレの汚水を混ぜて作った。マザー・グースの一節に寄るものかは定かではないが、唯一敵の中ではスーパーパワーを持っている。
ガールズをしのぐ戦闘能力を持ち、一時はガールズを圧倒し戦意喪失に陥れたが、ガールズのキス攻撃(ミス・ベラムいわく「男の子の弱点」)によって倒されて、元の材料に戻った。
……が、後にカレの魔力によってパワーアップすると同時に復活を果たす。この時初登場時と若干デザインが異なっている。
また、復活させる際にカレがボーイズの弱点をカバーするため、「キスをすると巨大化する」という細工をした。
しかし「恥ずかしい目に遭う」「爆笑する」など、力が抜けると巨大化が解けるという新たな弱点ができてしまい、それをガールズに見抜れ、結果として豆のようなサイズに縮められて敗北した。
その後のエピソードでは自分たちの親権を巡って争うモジョとカレを見て、自分たちに大切なことはガールズを倒すことだけということにたどり着き、独立した。
その後も何度か登場している。
「ガールズのお片付け」では、一度だけティーンエイジャーになった姿で登場。凶悪だったボーイズ時代とは一転して年相応の落ち着いた雰囲気になっており、ガールズといい感じになりかけていた。
メンバー
三人とも一人称は「オレ」。
ブリック(Brick)
CV:丹宗立峰(吹き替え版)
ラウディラフボーイズのリーダー。服と瞳の色は赤。ブロッサムに似ている。赤い帽子をかぶり、復活後はブロッサム並みの長髪になった。性格はいばり屋の自己中。
名前の意味は「レンガ」と「頼もしい奴」。
ブーマー(Boomer)
CV::粟津貴嗣(吹き替え版)
ラウディラフボーイズの1人。服と瞳の色は青。バブルスに似ている。前髪が外ハネ。復活後は髪が伸びている。バブルスからは「キュート」と称される。
性格はマイペースで他の二人にはそれがのろまに映るらしい。バブルスが彼に変装してなりすましたことがあった。
名前の意味は「大波」と「女たらし」。
ブッチ(Butch)
CV:松澤重雄(吹き替え版)
ラウディラフボーイズの1人。服と瞳の色は緑。バターカップに似ている。初期はポニーテールやアホ毛を彷彿とさせる髪型だったが、復活後は黒髪を逆立てている。性格は粗暴かつ享楽的で常にブリックの意見に賛成する。
名前の意味は「角刈り」「タフな男」。
余談
パラレルワールドで、パワーパンクガールズという、女子版ラウディラフボーイズが登場した。パワーパフガールズと見た目はそっくりだが、真逆の性格を持つ(参照)。
関連イラスト
二次創作では、意外にもガールスメンバーとカップルで描かれる傾向があるが、本編ではブロッサムには意中の男子がいる。
概要(出ましたっ!パワパフガールズZ)
モジョがパワパフZに対抗するために造り出した三人組の少年。外見年齢は小学校5年生くらい。
材料はケミカルZの原液、ももこの愛用ストロー、みやこの使用済み綿棒、かおるの洗濯前の靴下に付着したそれぞれのDNA、そしてモジョの体毛(髭、腋毛、脛毛、鼻毛)を合成することで誕生した。
三人とも典型的な悪ガキで、スカートめくりや女の子に向けて唾を吐いたり鼻くそを飛ばすなど行動に品が無い。しかし女の子を馬鹿にする代わりにそれが弱点となっており、パワパフZの色仕掛けで撃退されたことがある。彼らにガールズ並みのスーパーパワーがあるかは不明。
メンバー
三人ともパワパフZとは真逆の性格を表している。
ブリック
CV:木内レイコ
赤色をベースにした服を着た帽子をかぶった少年。ももこのDNAを濃く受け継いでいる。
性格は粗暴。一人称は「俺」。固有の技はももこの愛用ストローを使った唾とばし。
ブーマー
CV:青山桐子
青色をベースにした服を着た金髪の少年。みやこのDNAを濃く受け継いでいる。
性格はバカ殿。一人称は「僕ちゃん」。固有の技はみやこの使用済み麺棒でかき出した耳あかとばし。
ブッチ
CV:玉木有紀子
緑色をベースにした服を着た黒髪でポニーテールの少年。かおるのDNAを濃く受け継いでいる。
性格は女々しく、他の二人と異なり肌が白い。一人称は「オイラ」。固有の技はかおるの洗濯前の靴下を投げる臭いつき靴下ブーメラン。
関連イラスト
関連動画
(最初のキス殺し)
(パワーアップして復活)
(仲間内で喧嘩)
(親離れして独立)
(ティーンエイジの見た目)
関連タグ
ホムンクルス/クローン:原作・PPGZを問わず出生が特異のためか、当然薄い本ではカップルを通り越して禁断の関係になっていることも。