概要
20年前の実験で雨宮一彦と共に作られたプログラム人格の一人。任意に出現することが可能。
理知的で人間性豊かな雨宮一彦と対照的に、その性格は凶暴で無慈悲であるが、2つの人格は相互に補完し合う関係にある。
雨宮一彦とともに小林洋介の肉体に移植され、しばしば目覚めては私立探偵のようなことをしていた。
雨宮一彦の発現以前は、元の主人格である小林洋介を巧みに利用し「多重人格探偵」として、「何でも屋」まがいなことをしていたり、犯罪者となる欲望を持つ人間の"背中を押す"仕事を生業としていた。
自分が生きるために必要な人格である雨宮一彦の人格を取り戻すため西園弖虎と対峙するも、その最中に「ガクソ」の工作員に撃たれた久保田拓也の死と共に消滅した。