草摩潑春
そうまはつはる
草摩家の「中」の人間で、十二支の「丑」の物の怪憑き。
頭髪は老人のような見事な白色で、根元は黒色の牛カラーである。常にピアスやネックレスを身につけており、私服はロックテイスト。アクセサリー作りが好きで、自身と依鈴がつけているアクセサリーは手製である。
周囲の大人達から、「子」に一番乗りを奪われた間抜けな「丑」と言われ続けてきたため、卑屈でキレやすい性格になった。扱いに手を焼いた両親が、ストレス発散のために武術などを習わせたがあまり効果はなかったらしく、今でもキレると性格が豹変し、凶暴になってしまう(この状態を「ブラック」と呼ぶ)。
幼い頃は「子」憑きである由希を一方的に嫌っていたが、自分をコンプレックスから解き放ってくれたことで特別な存在と感じるようになり、由希にとっても良き理解者となる。
普段は物静かでマイペースで、突然突飛な発言をして周りを困惑させることも。ひどい方向音痴で、紫呉の家まで行くのに3日かかったりする。
人の話を聞いていないようで聞いており、観察力は鋭く由希や紫呉に対しても時折鋭い言葉を口にする。また、何かと不思議に思えば「ミステリー」と言う。
依鈴に幼い頃より淡い恋心を抱いており、彼女が精神的に追い詰められた時期を境にやがて傍について支える存在となり、彼女の身長を超えてから告白、恋仲になった。
しかし、第三者が慊人に告げ口したことがきっかけで、牽制を受けた依鈴が自分自身と慊人から解放したい一心で冷たく突き放し、一時期は別れていた。
しかし、燈路から依鈴の負った大怪我の真実や彼女が自分のために「呪い」を解こうとしている事を聞き、依鈴を監禁した事を含め、慊人と対立。
その後、猫憑きの離れに監禁されていた依鈴を救出した紅野に彼女の元へ行くよう諭され、病院を抜け出した依鈴を見つけ、寄りを戻す。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るお化け屋敷のその後で
お化け屋敷の、その後の話。 潑春が壊した人形は誰が弁償したんだろうか+透くんの従姉(叔母さんの娘)と再会するという妄想。「親御さんに弁償してもらうよ」という台詞から誰を呼んだんだろうか、と思ったので。由希・夾・潑春・紅葉に囲まれている透くんって、第三者から見るとハーレム状態だよなぁ。 夏の表紙を探したらアイスが可愛かったのでお借りしました。アイスを食べるシーンはないですが。 潑春と紅葉は耳がいい、というのは捏造設定です。『丑(牛)』と『卯(兎)』だから聴力が良さそうだなと。 表紙はこちらからお借りしました https://www.pixiv.net/artworks/767325945,011文字pixiv小説作品言えないコト
修行から戻ってきた藉真師匠と潑春の話。 師匠は夾くんとの山ごもりを終えてから修行の旅に出た……ということですが、長すぎませんか。せめて年内には帰って来ようよ! 夾くんほったらかして修行している場合? という疑問が消えないので「師匠は何をしていたか」捏造妄想。師匠の長期不在に疑問を抱きそうなのは潑春ぐらいだと思うので春くん視点。師匠視点で書くと重くなるので、さわりだけ。紫呉さんは「山ごもりに行った理由」以外は全部知っていそうな気がする。夾くんの出番は後ろの方に少しだけです。 ↓以下、注意事項 ・猫憑きについてのネタバレがありますので、原作未読の方はご注意ください。 ・新アニメでは藉真師匠が戻ってきたのは夏休み直前の七月末(?)かと思われますが、原作では梅雨時期なので六月という設定です。 ・捏造設定が多いです(災厄とか、潑春の学力とか) ・作者は草摩一族に深い闇を感じています。 表紙はこちらからお借りしました https://www.pixiv.net/artworks/714604718,716文字pixiv小説作品従姉弟以上、恋人未満
フルーツバスケットの漫画のネタバレがあります。未読の方はご注意下さい。 依鈴の過去回想が入るため、暗くて痛々しい内容を含みます。苦手な方は自衛をお願いします。 中学時代の依鈴と潑春が、クリスマス・イブを一緒に過ごす話です。 1ページ目は依鈴視点、2ページ目は潑春視点になっています。 pixiv初投稿なので、おかしなところがあるかもしれません。ご指摘いただけると助かります。9,891文字pixiv小説作品