プロフィール
概要
草摩家の「中」の人間で、十二支の「午」の物の怪憑き。
透たちより1学年上。
容姿端麗で、人を寄せ付けない雰囲気のスタイルの良い妖艶な少女。足にかかるくらいのロングヘアだったが、物語後半では肩にかかるくらいのショートヘアとなる。
幼少時の彼女の家庭は理想的な家庭で、両親は優しくいつも温かな笑顔に満ちたものであった。彼女自身も、他の十二支とは違って私の家庭は幸せだと自覚していた。
しかしそれは砂上の楼閣であり、彼女の「ホントに楽しい?」というたった一言が一瞬にして家庭の全てを崩壊させてしまう。
以降、無理をして幸せな家庭を演じていた両親から虐待を受け、倒れているところを潑春に発見される。
以後潑春と付き合いはじめ、かなり親密な関係になったが、第三者によって慊人に露見し、窓から突き落とされて大怪我を負う。慊人から、そして彼に依存してしまっている自分から潑春を解放したい思いで、潑春を突き放し、呪いを解く方法を探していた。
虐待が判明した後は楽羅の家に引き取られるが、楽羅家の壊れていない幸せな家庭に身を置くと、羨望や孤独感が身体を蝕み、入退院を繰り返している。
透に対しても、最初に会った時から、潑春に通じる優しさを感じ、自分が依存することで透を巻き込んでしまうことを恐れ遠ざけていた。
慊人の実父である晶に関する謎の箱を慊人から入手しようとしていた慊人の実母・楝に「呪いを解く方法を教える」ことを報酬に、箱を持ってくることを条件として提示され、慊人の部屋へ忍び込むが、箱を盗もうとしたところを慊人に見つかり、以前から楝に酷似する黒髪の長髪が不快だという意図で髪を切り落とされた。
その後猫憑きが幽閉される蔵に数日間軟禁される。食事は支給されていたが本人が口にするのを拒んでいたため、紅野に発見された時には体力は限界だった。
後に紫呉から「楝は呪いを解く方法なんて知らない、利用されただけ」であることを告げられ、結局は草摩家の因縁に軽率に足を踏み入れてしまった彼女がその軽挙妄動を痛感する形で一連の事件は幕を閉じた。
潑春と気持ちを確認しあってからは交際関係を戻し、現在は草摩籍真の家に居候中である。
イラストを描くのが趣味らしく、透に見つかった際には落書きだとスケッチブックを放り投げて一蹴していた。
名前の由来
6月の「彌涼暮月(いすずくれづき)」から。
関連タグ
フルーツバスケット 本田透 草摩由希 草摩夾 草摩紫呉 草摩慊人 草摩楽羅 草摩紅葉 草摩はとり 草摩潑春 草摩綾女 草摩杞紗 草摩燈路 草摩利津 草摩紅野
ウマ娘…馬つながり