1人殺せば犯罪者、1000人殺せば英雄だ!!
解説
CV:喜多村英梨
当初はツッコミ役だったが、
中盤で友達がいないことが公の場に暴露された事が彼女にとって最大の転機となる。
エスカレートする猟奇オチ
友達がいないことを暴露されて以来、次第に猟奇的な一面を持つようになり、
いわゆる猟奇オチを繰り広げるようになった。
そして作中における猟奇オチによって、坪内地丹(時たま勝改蔵やゲストキャラたち)がド偉い目にあわされている。
当時はヤンデレという言葉があまり知られていなかったため、
OVA化されてからは早すぎたヤンデレヒロインと呼ばれるようになった。
羽美が起こした主な猟奇オチ
- 当時大金持ちだったラブ影先生・山田さん親子の家に全焼させた。
- それが元で、ラブ影先生・山田さんは貧乏になり、山田さんは食に貪欲になった。
- 執拗にスーパーカーの素晴らしさを布教する地丹を魔女と断定し、魔女裁判にかけ火炙りにした。
- 現実カムトゥルー(通称、現カム)に改蔵が複数の女と付き合っている証拠写真を見せられ、怒りの余り夜道で改蔵を岩で襲撃、殺しかける。その結果、改蔵は数話に渡り死の淵を彷徨うことになった。
- 祇園祭ならぬ『擬音祭』が行われていた京都において、とある小屋で刃物を研いでいたところを擬音祭実行委員長に見られたため、その見せしめに人身御供と称して地丹を梵鐘の材料にした。
- 線路のレバーを引いて進路を変更させ、列車事故を起こさせた。
- 地丹の妹・牡丹に嫉妬するあまり、地丹の家に放火してその罪を悪徳不動産業者に着せた。
- 自分の過去を知っていた観光局のカルロスを口封じに蹴落とした。
- 机の中に鎌を入れたことで他の女子生徒に非難された腹いせに、電車内で「一人殺せば犯罪者…千人殺せば英雄だ!!」と、モーニングスターをふるって乗客を次々と猟奇沙汰にした。
- 一人称が「僕」である事に否定的になろうとした地丹を「僕、見っけ!」と言ってペリロスの牛にぶち込み、蒸し焼きにした。
ネタバレ
最終話で改蔵・地丹と共に治療を受けてる精神病院の患者であることが明らかになった。
だが彼女らを治療していたすずによって、改蔵と羽美の「どちらかが出ればどちらかがへっこむ」として2人なら大丈夫という判断から退院させられる。
その後、改蔵と2人暮らしをしているようだ。
小ネタ
『絶望先生』の名台詞の元祖
猟奇オチを繰り広げる一方で、久米田康治先生の次回作『さよなら絶望先生』のあまりにも有名な名台詞「絶望した!」や「知ったな。」を久米田作品で恐らく初めて口走ったのが名取羽美である。
初めて生前葬を行ったキャラ
原作の第271話にて、前倒し目的で架空キャラとして初めて生前葬を行ったのも名取羽美である。