恐ろしいことに、アニメでの声優は斎藤千和である。
概要
初期のころはスリムで牛乳瓶底な眼鏡の下は美少年という設定だったが、勝改蔵によって下っぱスーツを着せられた事が原因か、中盤で表情が崩壊してヘタレキャラと化した(1話目からいじられキャラではあったが)。
転落の人生
ヘタレキャラと化して以来、不良たちにカツアゲされたり、お金を無駄遣いしたのが祟って借金を作っては借金取りに狙われたりと転落の人生を歩む。その上で性格もやさぐれてしまい、ブリーフ一丁になったり円形脱毛症にかかったりしている。おまけに母親に対しては内弁慶な態度をとる。(そのため、将来を悲観した母親が逃げてしまう。)
猟奇オチの被害者
中盤以降、名取羽美の猟奇オチによってド偉い目に逢わされる事が多い。全て本来なら死亡する筈が、ゴキブリ並みの生命力で必ず何事もなかったかのように生存する。
小さくなる地丹
連載開始時は羽美よりも少し低い程度の身長が回を重ねる度に小さくなっていき、
羽美を始め、女子と話すときに地丹と同時にフレームインさせるため地丹を斜め下から見上げるというカメラアングルが生まれた。
小さくなった地丹は時々女子大生の首(つまらないものの回)、羽美の腕(押してはいけないボタンの回)、しえの肩(ダメフィルターの回)に乗ったりする程であった。
ネタバレ
改蔵、羽美と共に精神病院の患者の一人だった。下っ端スーツは拘束具のようなもの。
二人が退院したことを「引っ越し」と認識しており、とらうま町を鉄道の町へと変えていたようである。
旧単行本のカバー裏では退院している様子も描かれている。
続編?
後の久米田氏の漫画『スタジオパルプ』では『かってに改蔵』の登場人物は役としてやっていたことになっているが、かってに改蔵後期同様の態度の悪さや猟奇被害の扱いは変わっていないようである。
余談
同時期のサンデー連載作品『パスポート・ブルー』(石渡治)にてコンピューターウイルス「TITAN」(タイタン)のキャラクターとして登場している。
なお同作において「TITAN」はテロリスト組織の名前となり地丹はそのシンボルとして使われ続けた。
当然、久米田氏の了承をとって使われており、同作のスタッフロールクレジットには久米田氏と地丹が「SPECIAL THANKS」として名を記されている。