概要
声:三石琴乃
苗字は埼玉県上尾市に由来する。
原作21巻、アニメでは「久しぶりの幼稚園だゾ」(1998年7月10日放送)から登場。
骨折して入院したまつざか先生の代理先生として幼稚園に来たが、まつざかが復帰した後も引き続き勤務している(アニメではさくら組を担任)。
当初は極端なシャイで園児と接することもままならない程だった。だが眼鏡を外すと相手の顔が良く見えないので目線を気にする必要がなくなり思っていることがすぐ口に出る粗野な女になる。。
これは近視で眼鏡がないとほとんど何も見えないらしく、何も見えないと怖さが軽減され何ごとに対しても強気になれるからと本人が説明している。
こわい者知らずのしんのすけを見て、あることに気づき眼鏡をはずしチンピラを注意してからこうなった。
しかし連載や放送が重なるにつれ概ね改善したため、眼鏡が外れて強気になるシーンを見られる光景はもはやレアとなっている。眼鏡を外した人格が本来の性格というのも消滅しつつある。
また、眼鏡を外すと結構美人で、しんのすけや園長も認めている。
酢乙女あいのSP・黒磯に恋をしていて、両思いなのだが、なかなかうまくいかない。
何か起こると携帯電話のムービーやカメラを駆使して一人興じている。(自分しか閲覧が無いホームページのエピソードも有る)
教育的によろしくない歌を幼稚園バスの中で歌う、わら人形キーホルダーの限定版に心がときめく…などお世辞にも趣味が良いとは言えないが、ヴィブラスラップの音を好きでたまらないが近所迷惑にならないようにキャンプ先で練習するという常識的な面も有る。
双葉社から出ている学習漫画版では海亀の産卵を見に行く、オオサンショウウオについて只管語る、「世界のゴキブリ展」の招待券を欲しがる、ナメクジの絵を描いて壁に貼ろうとして園長をズッコケさせるなど動物好きな一面が強調されている
ただし、奇妙な動物ばかり好む傾向があり、『新クレヨンしんちゃん』で、かすかべ防衛隊が彼女の自宅に遊びに行った際は、ニシキヘビのステファニーをはじめ、トカゲ、クモ、カエルなど奇妙な生物ばかり飼っており、挙げ句にはコウモリまで住み着いていた。
テレビアニメでは「ワケあり不動産だゾ」の回で食中植物のハエ取り草をかわいいと発言しハエが捕獲される様子にときめいていた、他に住処について「電車の揺れも、隣の音も、染みも、雨漏りも気にならないけど、風通しが良い所よりジメジメした風呂場にカタツムリがいっぱい居るような味わい深い部屋が良い」といった意趣の発言をし悪徳不動産屋の男をドン引きさせている。
派生漫画『しんちゃんズエンジェル』でも「メガネを外すと性格が変わる」「しんのすけの妙な発明品を欲しがる」など、あまり変化はない。
「日本全国水臭いヤツランキング」でゴールデングローブ賞を受賞しているらしい。
余談
アニメ放送劇中で声優の持ちキャラセーラームーンの決め台詞をポーズ付きでやろうとして恥ずかしさのあまりやめたことがある。また、まつざか先生(声優はセーラーマーズと同じ)を怒らせてしまいその決め台詞を言われた際に「それは私の台詞」と困惑したこともある。
また、三石琴乃は過去に劇場版クレヨンしんちゃん電撃!ブタのヒヅメ大作戦のゲストキャラであるお色気役を演じている。
演じた三石の子供の頃からの夢は「幼稚園の先生」であったが、当時から進んでいた少子化の影響もあり保育士の資格を取ったとしても勤める段階まで進むことは難しかったため方針を変更し現在に至った。
関連項目
関連キャラ
- 桜チル子…しんのすけの親戚で、アニメ版113話(1995年)に登場したアニオリキャラ。眼鏡を外すと美人というコンセプトが同じで、無気力で大人しく見えるが実はヤンチャな面を持つ。