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組長先生

くみちょうせんせい

組長先生とは、漫画『クレヨンしんちゃん』の登場人物(の愛称)。
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潰瘍じゃなくて概要です!

CV:納谷六朗森田順平


しんのすけが通う幼稚園原作は「アクション幼稚園」、アニメ版は「ふたば幼稚園」)の園長。ちなみに副園長はが務めている。


本名は高倉文太でアニメでは48歳(エピソード「逆転しない裁判だゾ」より)。

ただし、本名は作中でもほとんど使われておらず、さらに言うと、しんのすけを除けば「組長」と言われる事も少なく、大抵は「園長先生」(キャストクレジットもこの名義)と呼ばれるのだが、ファンや視聴者からは「組長先生」の呼称で通っている。


パンチパーマサングラス・口ひげ(原作最初期の頃には顔に縫い傷も)・色黒・派手な黄色いジャケットが特徴的な、いかにもその筋の人のような外見をしているものの、れっきとしたカタギの人間。特に寝起きの顔は長年連れ添ってきた妻どころか、鏡に映った自分の顔を見て自分で悲鳴を上げてしまう位にインパクトがある。

その内面はとても穏やかで物腰柔らかな人物である。

原作にてアクション幼稚園に職業体験に来た学生達を出迎えた際には例によって怖がられているがその内の1人の不良女子生徒からは「きっと一生懸命裏社会から足洗ってカタギになったんだな…」と逆に尊敬の眼差しを向けられていた。


ちなみに、彼のサングラス(作中の描写や本人の話によれば、度が入っている模様)はどういう訳か人を前向きにさせる効果があるらしく、サングラスをかけたマサオ君が急に男らしい性格に変わったこともある。これが本人にも作用しているかは不明である。


出身は徳島。好物はネギを入れた納豆で、ネギが無いと拗ねる。他にも、(風貌と裏腹に)ケーキパフェなどの甘いものも大好き

また、旅行写真撮影・書道ボウリングスイーツ巡りなど色々な趣味を持っているが、写真撮影では素人のしんのすけが撮った自身の撮影姿を撮った写真が、雑誌で優秀作品に選ばれる一方で自分の作品は落選したり、ボウリングでは、幼稚園のボウリング大会にてしんのすけがシロを無断で連れ込んだ為に罰としてボウリング場から無期限出入り禁止を言い渡される等、自分の趣味を披露する度に最終的に報われないオチを迎える事が多い。

また、毎年の幼稚園で行く遠足などの下見も楽しみのひとつとしているが、やはりしんのすけが関わると最終的に散々なオチを迎えてしまう。

他にもタカラヂカ女子プロレスラー、さらにはふしぎ魔女っ子マリーちゃん(アニメ版)まで様々な隠れファンな一面も見せる。

また、着ている黄色いジャケットには拘りがあるようで、同じ模様のジャケットを7着も持っており、曜日ごとに変えている。


普段は持ち前のおおらかさで、園児達を温かく見守ったり、事ある毎に角を突き合わせる事の多いよしなが先生とまつざか先生をなだめるなど、幼稚園の良き仲裁役となり、滅多に怒ることは無いが、原作ではまつざか先生が愛する恋人を亡くした腹いせに職務中にお酒を飲んだ時や、アニメではかすかべ防衛隊の面々(それと、よしなが先生、まつざか先生、上尾先生)が約束を破って、幼稚園内にある立入禁止の部屋(自身の若い頃の思い出の品を集めたコレクションルーム)に勝手に入った際には厳しく叱りつけた他、幼稚園に入園したひまわりを描いた番外編では、粘土細工の時間にひまわりがクラスの皆を巻き込んだことが原因でよしなが先生が(※自主規制)と大声で発言したり、それを「ただの男の部品」と男性にとっては屈辱的ともいえる表現をした様子を教室の外から目撃した際には、やるせない様子で厳重注意していた。

本人曰く「喧嘩は弱い」と自負しているが、ふたば幼稚園の園児や教職員を侮辱する者、危害を加えようとする者は決して許さず、相手が誰であろうと毅然とした態度で挑んでいく気概を見せるが、その際の言動は持ち前の風貌も相まって、一般人は勿論の事、普段見慣れているしんのすけ達や、チンピラはおろか本物のヤクザさえも震え上がらせる程に怖い。


他にもまつざか先生が給料の良いエリート幼稚園にスカウトされそうになったときは心配になって尾行する等、やや心配性な一面や、大人でありながら歯医者に行くのが怖いという可愛らしい一面もある。


2014年11月に声の担当をしていた納谷六朗が亡くなり、しばらくの間の出番は台詞ナシの1カットのみ登場(映画『オラの引越し物語』では生前の音声を使ったライブラリ出演)だったが、後任のCVは2015年10月9日放送分から森田順平が担当することが決まった。

森田は3年B組金八先生シリーズの桜中学校の数学教師乾友彦役がドラマでの代表キャラとして著名であり、桜中学の教師からからアクション幼稚園の園長への華麗なる転職とも言える。

また、森田は金八先生出演時代には、演じていた乾が嫌味な役だった為、中学生を中心とした視聴者から顔を見ただけで石を投げられたり、避けられるなど、奇しくも組長先生の様な偏見や風評被害を受けた経験がある。


エピソードです!エビソースじゃありません!

その強面な風貌ゆえ登場早々「地上げ屋」呼ばわりされたあげくに「ヤクザ」扱いされており、「組長」という呼称を付けたのは例によってしんのすけである(アニメ版では最初に組長呼びをしたのは風間くんである)。

故にアニメでは、しんのすけに「組長」と言われるたびに「園長です」と訂正を促しているが、しんのすけは「組長」が正しいと思っているのか頑なに直そうとしない。

また、原作ではボーちゃんから「2、3人殺してそうな顔」と非常に辛辣な評価をされた事もある。


普段は穏やかな笑顔を浮かべる事もできるが、嬉しい時の笑顔や泣き顔などは怖いのみならず不気味さをも感じる程で、しんのすけ達からは度々「(笑顔が)怖すぎるゾ」、「泣いても怖い顔」と言われてしまう事がある。マスターヨダから「顔が怖すぎるせいで、泣いてんのか怒ってんのかわからない」と言われた事さえある。

写真写りも非常に悪く、顔写真を撮られれば、決まって凄まじく恐ろしい顔つきになってしまい、故に幼稚園のパンフレットに先生方の顔写真を記載する際にも、自身だけしんのすけの描いたイラストに置き換えられてしまっている。また、この職業に就く前は就職活動をしていたが、履歴書の写真が怖すぎてどこの会社も雇ってくれなかったらしく、現在でも履歴書を見ると拒否反応を起こしてしまう。

更には、幼稚園の口コミサイトにも「園長の顔が怖い」「怪しい男がいる」等と書かれ、幼稚園の評価にも影響を与えていた事が示唆されている(ただし、そのエピソードの最後では園長先生の本来の人となりを街の人達に披露した結果、「顔は怖いけどステキな園長」と評価を上げる事に成功している)。


この顔が原因で散々な目に遭うエピソードは数知れず、原作、アニメ共に警察から職務質問(あるエピソードでは一週間に3回は職務質問されている事を明かしていた)を受けたり、不審者として連行される事が多々ある他、野原家に家庭訪問に訪れた際にしんのすけのリクエストでやった『凶悪な借金取り』のものまねが近所の人から本物と誤解されて大騒動に発展する、子供をあやそうとして逆に大泣きされる、別の幼稚園の先生に声をかけながら近づいただけで「殺されるー! 助けてー!」と泣き叫びながら逃げられる、カフェにスイーツを食べに立ち寄っただけで店内の女性客を全員帰らせてしまう等、やることが裏目に出ることが多々ある。


その他、普段見慣れているはずの職員や園児、保護者達ですら急に顔を見せると驚かれたり、怖がられる事が多く、初登場回では急に顔を見たよしなが先生から「ソープに売らないでー!」と泣き叫ばれてしまったこともあった。

特に寝起きの顔は、妻や鏡を見た自分自身すら本気で驚くほど怖いらしい。

それ故か、ネギ入り納豆の件で妻と喧嘩した際には、朝礼の進行役になっていた妻の副園長からワザと「ヤクザ」と呼び間違えられた事もある。


一方で、良くも悪くも少々悪乗りしやすいところがあり、前述の借金取りのものまねの他、初期の頃はしんのすけから危ないヤクザの台詞を言わされたり、勢いに乗ってドスの利いた声で幼稚園での号令をしたりする事があり、そうした一面が仇となって誤解を招き、最終的に大騒動に発展してしまったケースも少なくない。

また、しんのすけがチンピラに絡まれた際には凄んで退散させるなど、ここぞという時には自ら強面を武器にする事もある。


その中でも代表的なエピソードとして、園長会議のために大阪へ赴くところで偶然新幹線でしんのすけとみさえに鉢合わせした際、野原親子とトラブルになったチンピラの乗客がしんのすけを「バカ」呼ばわりして嘲笑った事に憤慨し、「しんのすけ君はユニークな子ではありますが、おバカさんなんかじゃありません」と強面で注意し、更にはしんのすけの「組長!」の一言でチンピラ及び周囲の乗客達をビビらせた(この時、本人はドスの効いた声で「私は幼稚園の園長です」と説明するが、チンピラは「堪忍してください親分さん!!」と墓穴を掘り、「親分さんって、本当にわかってます?」と詰られた事で泣きだしてしまった)。

その後、大阪のお好み焼き屋では全員顔がヤクザそのものの全国から集った園長たち(中には某有名スナイパー某有名大泥棒の相棒某有名司令官そっくりな園長もいる)との会合中に店員から本物のヤクザと間違えられたが、偶然そのお好み焼き屋に来店した野原一家と鉢合わせしたことで何とか店員からの誤解は解けた(ちなみに彼曰く、「たまたま会議に集まったのがこの面子だった」らしく、他の園長たちもしんのすけ達に対して笑みを浮かべるものの逆に気味悪がられ、涙を流していた)。

しかし、その際、些細なトラブルからしんのすけを殴ろうとした地元のチンピラに対し、他の園長たちと共に睨みつけながら「その手、どうするんだ?」とドスの効いた声で制止し、撃退した(だが、これが決定打となる形で周囲の客達から完全に誤解され、店内は客全員が黙々と食事をするという異様な雰囲気になった)。


学習漫画では銀行強盗人質にしようとした途端に武器を捨てて泣きわめきながら逃走し、本人も別な理由で涙していた。

また、別の話では幼少期は水鉄砲が得意であり、今尚もその腕前は百発百中であるが、それを見たしんのすけ達から「射撃に慣れてるって事は、やっぱり若い頃から…」「さすが元ギャング」と誤解されてしまった。


また、オマタからは「ハンサム」と言われたことがあり、生まれてから一度もハンサムと言われたことがなかった園長はオマタを気に入り即座に採用を決めた。オマタの母国であるモロダシ共和国は美男美女の基準が日本とは正反対であるため、まつざか先生や上尾先生からは「どうりで」「オマタさんの国で生まれればよかったのに」「幸せな人生を送れたでしょうね」と呆れられていた。


顔つきが原因による周囲からの風評被害は子供の頃からあったようで、一時はそれが原因で自暴自棄になりかけていたが、幼馴染の少女に励まされ立ち直り、成長後、紆余曲折の末に幼馴染に「上京してひとかどの人物になったら迎えに行く」と告白し受け入れられた。ちなみにこの幼馴染の少女とは妻の副園長である事が示唆されている

こうして夢を懐きながら故郷の徳島から大学に通うために上京するも、やはりその強面から周囲と馴染めず落ち込んでいたが、ある小さな男の子その男の子はどことなく連載初期のしんのすけに似ていた)だけは自分の顔を怖いと言わず、逆に「優しそう」と話しかけてきてくれた事があり、それが幼稚園の教師になるきっかけであったと語られている。


そんなこんなで素は優しい人であるため、なんだかんだ言われながらも、しんのすけを始めとする園児や教職員達からは慕われており、一時期は正義の味方「エンチョーマン」なるショートアニメが放送されていた時期もある。


また、意外に頑丈で、オトナ帝国の逆襲ではバスのルーフに乗って勝ち誇っていた所を看板に衝突していても生きていた(バスのスピードは40キロ以上は出ていたので、そんなスピードで看板にぶつかれば大怪我は免れないはずである。)。


また、時期によっては彼がアニメ版のナレーションを担当していたこともある。ナレーションと担当声優がたまたま同じという訳ではなく、例えばつわりで苦しむみさえに対し「ちょっと良い話コーナー」なるものの解説役として出演している。


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