概要
本名:よしながみどり→石坂みどり 25歳。 血液型O型。
アクション幼稚園ひまわり組の先生で、しんのすけの担任教諭。
バスト:自称89cm。*1
茶髪のロングヘアでポニーテールに水色のリボンがトレンドマーク。連載初期はスカートだったがすぐにズボンに代わった。
普段は明るく優しい子供想いの先生だが怒ると怖く、幼稚園教諭とは思えないほど乱暴な言葉遣いになり、園児達にすらドン引きされるほどのその気性の激しさが原因で、神経性胃炎と診断されたこともある。
(例で挙げると)些細なことで大喧嘩を始めたしんのすけと風間くんが中々喧嘩を止めないことに怒りを爆発させ、喧嘩をする二人の横で暴力的な発言をしながら教室で大暴れしたり、幼稚園に入園したひまわりを描いた番外編では粘土細工の時間でひまわりがクラスの皆を巻き込んだために大声で「※自主規制」と発言してしまった(前者では怯える園児達にドン引きされ、後者では授業が終わった後、教室の外からその様子を見ていた園長先生から気まずい雰囲気で説教され、上尾先生から事の顛末を聞いたまつざか先生からは「んまぁ、お下品ね」と嫌味を言われた)。
特に初期にはみさえ以上にしんのすけに容赦ない制裁をしていた(極端な例を挙げると「トンカチで殴る」「ピカソになるくらい殴る」「バスのハンドルで顔面をグリグリ」「生き埋めにする」等。明らかにみさえのげんこつより恐ろしい)。
但し近年は幼児虐待などの問題になる事からこのような言動を見せる事はほぼない、…というかテレビアニメ化される前のクレヨンしんちゃんは過激でブラックなギャグ漫画と評しても過言ではなく過激な制裁は彼女に限らないため読者への面白さとインパクト優先で描写されたと思われる。
だが5個入りのお饅頭を夫の石坂さんに3個食べられた時は長々と根に持って激怒するシーンはある。
近年ではむしろまつざか先生や上尾先生のツッコミ役、まとめ役といったポジションに収まっており、3人の先生では最もまともなキャラとして扱われることが多い。
なお、上記の内の「バスのハンドルで顔面をグリグリ」は雑誌掲載時では「バスのフロントガラスを外して切断面を利用しギロチンの如くしんのすけの首をぶった切る」というトンデモないもので単行本収録の為にこれでもマイルドにされたのである。
本作の登場人物全般に言えることだが想像力がヒジョーに豊かであり、恋人の石坂さんとのデートを街中で妄想して通行人をドン引きさせたこともあった。
運転免許に関しては、劇場版『アクション仮面対ハイグレ魔王』では「仮免まで行ったことがあるから」と述べていたが、後に園長先生に変わってバスの運転を任されるシーンがあるため、その後正式に取得したと思われる。
公式美人設定のあるまつざか先生に比べると、しんのすけ曰く「田舎っぽいけどまあまあ」な外見らしく、ひろしからは「美人じゃないけど可愛い先生」と言われているらしい、またひろしの父でしんのすけの祖父の銀の介からは「べっぴんさん」と言われている。また、作中でも「地味系」と思われつつもナンパされたこともある。
しんのすけを始め園児たちには非常に慕われており、石坂さんとの結婚で幼稚園をやめることになると勘違いしたかすかべ防衛隊のメンバーが、それを阻止すべく直接石坂さんを説得しようと勤め先まで行ったことがある。それが元で石坂さんとは幼稚園で結婚式を執り行い、突然の雨にもへこたれることなく生徒や同僚たちからの祝福を受けた。
原作版ではその後懐妊して産休を取り(この時来たのが熱繰椎造先生)、無事長女・桃を出産した。夫・石坂はその後も親バカの道を進んでいるらしい。アニメ版では現在に至るまで妊娠はしていない。
みどり自身も園児たちを大事に思っており、かすかべ防衛隊に休日を邪魔されたりしても内心毒づきながらも無碍に扱ったりはしなかったり(どうしても相手をしたくなかった時に学生時代のワンターフォーゲル部の経験を生かして逃げたことは有ったが)
遠足の際にしんのすけ、風間くん、マサオくん、ボーちゃんの4人が遭難してしまった時は泣くほど自分を責めたり、映画「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」のEDではブタのヒヅメに連れ去られて行方不明になっていたしんのすけ達が元気に幼稚園に姿を見せた時は号泣しながら出迎えたりしている。
派生漫画『しんちゃんズエンジェル』でも新婚の設定で登場しており、おたまや掃除機などの主婦アイテムを駆使し悪を蹴散らす。
*1 みさえ相手に見栄を張る作中描写からみさえと同じ79cmくらいの可能性が濃厚