曖昧さ回避
- 東方Projectシリーズに登場するマエリベリー・ハーンの愛称。
概要
CV:悠木碧
フランスの漫画家トニー・ヴァレントが手掛けるフランス産の日本風漫画『RADIANT-ラディアン-』のヒロイン。ドリルロールを何本も束ねたような赤毛の独特な髪型が特徴で、体付きはスタイルが良く巨乳でチャーミングな女の子。
作中における魔法使いたちの一大組織である『アルテミス学院』に務める魔法使いで、魔獣「ネメシス」を捕獲・撃破を専門とする職種「ハンター」のうち、一定の場所に留まり迎え撃つ「待ち伏せハンター」。原作版では正規の魔法使いだが、アニメ版では後述する呪いが原因でまだ見習いという状態になっている。
同じくアルテミスに務める「研究者」のドクと共に活動しており、彼を通じてセトと知り合い、共に行動するようになる。
お供に妖獣のミスターボブリー(CV:小市眞琴)を連れている。
人物
本来は温和であり、誰に対しても礼儀正しく丁寧に接するお淑やかな性格だが、魔法使いたちが魔法を扱える代償として受けてしまう「呪い」により、時折発作的に性格が豹変してしまう。発作時の彼女は非常に乱暴かつ毒舌な性格になり、気にさわった相手は問答無用で殺しにかかることから「クレイジー・メリ」という異名で呼ばれ、同じ魔法使いたちからさえ恐れられて敬遠さていた。
そのため友人と言えるような人物がおらず、自宅には一人ぼっちの気分を紛らわせるために紙で作った平面のマネキンがあり、椅子に座らせ話しかけて一人芝居をしていたりなどかなりの寂しがり屋で、友達ができない主な原因である発作のことを本人は非常に気にしており、コンプレックスにしていた。
しかし、セトはそんな自分のコンプレックスである呪いを、まるで呪いではないかのように気にすることなく接してくれたことから親しくなり、ランブル・タウンでの事件以降は彼に対して特別な想いを寄せるようになる。
原作とアニメでは若干設定が異なり、原作版では呪いが発動するのにこれといった条件が無く、突発的に豹変していたが、アニメ版では「強いストレスを感じた時」発動する設定に変更されている。また、原作コミックではお世話になる目上の者(主にミス・メルバ)以外にはため口で話しているが、アニメ版ではセトやドクなどに対しても普段は敬語で会話している。(呼び捨ては原作とアニメ共同)
魔法
魔法を使う際は杖を使用し、ネメシスの捕獲や撃退を専門とする待ち伏せハンターであることから、魔法の鎖で絡め捕ったり重力の結界を作り出すなど、相手を捕縛・拘束する魔法が得意であり、敵を見失わずに追跡するために印を施すマーキングにも秀でている。
また、魔法使いやネメシスが使うファンタジア(魔法を使うためのエネルギー)を吸収し力を使えなくすることができる「奇術師のランプ」など、扱いが難しい魔法道具を使用できる。
上述したように普段は防御・補助の魔法に秀でており攻撃は苦手であるが、呪いで性格が豹変している際は逆に攻撃魔法の方が得意になり、この時は杖を逆手に持ち替えてファンタジアを纏わせ短刀のように使用する。
技
- グラヴェム・力ルセレム(重力の牢獄)
魔法の鎖が覆う範囲に地面に接していると重力で動けなくなる結界を作り出す。
- マーキング
相手が近づくと感知することができる印を付ける魔法。
- フルトゥム・ポテンティアム(力の強奪)
相手のファンタジアを奪い取る魔法で、奪った力は魔法道具「奇術師のランプ」に吸収される。
- ヴェスティギア・インヴェニレ(痕跡を見つけよ)
場所に残ったファンタジアの痕跡から、その持ち主を追跡する魔法。
- ヴェスティギア・レヴェラーレ(痕跡を明かせ)
追跡の対象のファンタジアを帯びた足跡などの痕跡を見つけ出す魔法。
- カルセレム(牢獄)
魔法の鎖が覆う範囲に結界を作り出す。
- イグニス・ルンペール(炸裂する火)
短刀化させた杖で攻撃した壁や床に魔力の塊を設置し、呪文で地雷やリモコン爆弾のように爆発させる攻撃魔法。
原作ではアニメ放送直前の最新刊に登場した魔法だが、アニメではそれに先駆けて披露された。
関連イラスト
関連タグ
リシテア=フォン=コーデリア……中の人&魔法繋がり。呪いにあたる制約も共通(こちらは短命だが……)。