CV:花守ゆみり
概要
フランスの漫画家トニー・ヴァレントのフランス産日本風漫画『RADIANT-ラディアン-』の主人公。ツンツンの黒髪で、頭に2本の角が生えた見習い魔法使いの少年。
空から幾度となく降り注いでくる、魔法使いにしか倒せない謎の魔獣「ネメシス」の巣があると言われる秘境「ラディアン」を見つけ出すため、世界を旅して回っている。
人物
単純かつ無鉄砲なお調子者で、度々に考え無しに行動してしまうトラブルメーカー。また、旅立つまでポンポ・ヒルズの田舎から出たことが無かったため、世間知らずなところもある。
しかし、その一方で非常に勇敢でどこまでも真っ直ぐかつ純心な性格であり、思ったことを飾り気無く直接相手にぶつけていく姿勢は敵を作ることもあるが、相手が理解を示すきっかけとなることもある。
幼少時代はアルマと共に村や町を転々としながら暮らし、他の魔法使いたちと同様に周囲の人間からの迫害に遭っており、悪ガキたちに傷を負う程のリンチに遭った際、身の危険を感じて魔法が暴発し、相手に大怪我を負わせたためにその親や村人たちに殺されかけたこともあったほど。
その度に師匠であり親代わりでもあったアルマに助けられ、彼女から「化け物になるな」と常々教えられており、そのために世間が自分たちに望んでいるような怪物にならず、人の道を決して踏み外すまいという強い意志を持っている。
なにかとよく動物の名前と姿形を間違える。
魔法
魔法使いたちは魔法を使うエネルギー(魔力)であるファンタジアを使用する際に杖や剣、手袋などの魔法道具を使う必要があるのだが、彼は素手でファンタジアを操り魔法を使うことができ、魔法使いの中でも特に異端視され、ランブル・タウンでの一件以降は異端審問官からも危険人物と認定され追われている。
また、彼の右頬にある絆創膏のようなものは、実は秘められた力「裡なる己」を抑え込むために師匠のアルマが施した封印であり、異端審問官の大幹部である奇跡の人修道会のメンバーとの戦いで重傷を負った際に、相手の攻撃で封印に亀裂が入り力が覚醒。体中に黒い紋様が浮かび上がり我を忘れて暴走し、以降は力を制御する方法を模索するようになる。
技
- タイタンパンチ
当初は単なるパンチだったが、後にファンタジアを纏わせることにより、文字通り「巨神の拳撃」と言える破壊力のものとなる。
- リパルス
両腕を交差させてファンタジアの盾を作り出す防御技。
- メテオール・ドロップス(流星のしずく)
ファンタジアを纏った腕から流星のような気弾を複数撃ち出す、師の1人である魔法使いヤガ直伝の技。
- スカル・アタック(頭蓋骨の攻撃)
体を回転させながら拳に集めたファンタジアで角の生えたドクロの気弾を撃ち出す技。
- スカル・バースト
スカル・アタックの発展技で、無数のドクロの気弾をショットガンのように一斉に撃ち出す。現在セトの持つ最強の大技。
関連イラスト
関連タグ
ロイド・ベラドンナ(ラスダン少年):中の人が同じファンタジー作品の主人公であり、人知を超えた身体能力と膨大な魔力を備えているといったセトと同じ繋がりを持つ。